蕎麦人へようこそ!
蕎麦人(そばじん)は、全国各地の美味しい蕎麦屋や余り知られていない蕎麦屋を探して巡り、食べ歩きの感想やお店の様子などを紹介しているブログです。
今回は岐阜県の「蕎麦料理 仲佐」です。

蕎麦料理 仲佐

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蕎麦料理 仲佐:蕎麦

高山から中津川に向かう途中、携帯電話で蕎麦屋を検索。一番よく名前の出てきた仲佐という下呂市のお店に行ってきました。

地元の人に元々お寿司屋さんだったんだよと聞きました。
店の雰囲気も蕎麦屋と言うよりは寿司屋か小料理屋といった感じです。

お店の方の勧めにより蕎麦三昧のセットをお願いしました。
料理が2品と手挽きざるそば、半量の冷やしかけそばがついて1,900円。

仲佐:蕎麦

結構いい値段です。
本日の料理は「新ごぼうの胡麻和え」と「生麩のしぐれ煮」。
美味しいですよ!

この後の蕎麦も期待できそうだと思っていると出てきましたね、蕎麦が。
粗挽きでちょっぴり固めの蕎麦。
量は少なめで「手引きざる蕎麦」だけだったら2枚は頼まないと食べたりなく感じそう。
つゆは甘味のある辛口ですが、蕎麦に合っていて美味しく感じました。

仲佐:蕎麦

手挽きの後に出てきた「冷やしかけそば」これもまた美味い。
この日はさくらしめじとゆずと山椒がのっていましたが、ゆずも山椒も控えめで汁も薄目。
蕎麦とさくらしめじの味を楽しめました。

仲佐:蕎麦

さて帰るかと思い奥に声をかけようと調理場の近くに行くと見事なキノコがありました。
これがさっきのさくらしめじかと思い聞いてみると「こう茸」というキノコだとのこと。
なんでもこのキノコ、このあたりでは松茸より美味いといわれているらしいのですが、なかなか取れないらしく昨年は入荷が無かったそうです。

そうまで聞かされるとせっかくのチャンスだから食べなくてはと思い、再び席へ。

仲佐:蕎麦

「こう茸」の天ぷらをお願いしちゃいました。
キノコの天ぷらは4種類のキノコが揚げられて出てきました。
「こう茸」「ほうき茸」「黒茸(ろう茸)」「舞茸」の4種類、塩でいただきます。

「こう茸」は漢方薬に似たような香りで干すともっと香りが強くなるそうです。
切った断面が椎茸の醤油付けのような感じ。
「ほうき茸」はふんわりとした食感で楽しめます。
「黒茸(ろう茸)」苦みのあるシメジのような食感。

いずれも食べたことのないもので楽しくいただきました。
いやぁ、いいタイミングできたなぁ。

2006.10.20
再び出かけてみました。
お店の方も前回キノコの話で盛り上がったせいか、覚えていてくださいました。

前回食べた冷やしかけそばがあまりに美味しくて、冷やしかけそばにするか手引きざるにするかを悩んだあげく、今回もまた両方食べられる蕎麦三昧を頼んでしまいました。

この冷やしかけそばは期間限定だそうで、通常だと10月末ぐらいで終了なのだそうです。
でも冬でも食べたいというお客さんが多いとかでご主人も続けるかどうか悩んでるとか。
みなさんも是非冬でも食べたいと要望してみてください。

蕎麦料理 仲佐の情報

名称
蕎麦料理 仲佐
住所
岐阜県下呂市森918-47
TEL
0576-25-2261
営業時間
11:30~売切れまで
休業日
水曜日
駐車場
5台分ぐらいある
サイズ
2.5×1.8
35.804862,137.245414
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