別府の"にはち"のご主人から薦められて食べてきました。
お店に入ったら先客が2組、雰囲気的に常連さんのようです。
"あ三五"さんはカウンターしかないので常連さんの間に入らぬよう、入り口近くに座ります。
とりあえずお酒をもらおうとメニューを見ますが、〆張鶴しか見あたりません。
「お酒は何がありますか?」と聞いてみると「〆張鶴しか置いてないよ」との返事。
それじゃということで「〆張鶴」(味噌付き 700円)をお願いしました。
さて、何を食べようかと悩みましたが「そば懐石」(3500円~)をお願いしてみることにします。
ここのご主人は気さくにお話ししてくれる方で、「そば懐石」の内容について色々と説明してくれるのですが、面倒なので「おまかせでお願いします。」ってことにしちゃいました。
ただし、だし巻きと天ぷらを入れるようにお願いします。
河豚の皮の煮こごり
辛味大根おろし
御膳蕎麦の山葵漬けのせ。
名称は酔って忘れちゃったので、多分こんな感じだったでしょう(笑)。
以下の名称はもっと怪しくなってます(爆)。
ご主人は料理を作りながら常連さんと話をしたり、私に話しかけてきたりしてくれます。
その間も手は止まるこがありません。
見事な物ですね。
実はこちらのお店を教えてくれたのは大分の"にはち"さん。
あ三五のご主人としばし"にはち"さんの話で盛り上がりました。
2杯目のお酒にいきます。
だし巻き玉子(ハーフサイズ)
だし巻き玉子の香りが素晴らしい。
天ぷら3種で笹掛けのゴボウ、ムカゴ、奥にある大きな固まりが蓮根です。
ムカゴは皮に苦いような独特の味があって、小さい頃に食べたムカゴの味を思い出させてくれます。
茹でて塩だけで食べたりしたんですよね。
ここで中間のお蕎麦がきました。
十割細打ちです。
パッと見た感じでは甘皮が多いなと言う印象です。
その分香りもよくて、汁なしでも箸が進んじゃいます。
汁は辛いような甘いような、なんとも言えないバランスのとれた味。
お酒はここから3杯目に突入。
そばがき3種です。
一番下の写真は一見焼き味噌に見えますがそばがきですよ。
食べるまでは焼き味噌だと思ってましたけどね。
そろそろギブアップか、4杯目。
鴨汁が登場です。
香りがすごくいい。この香りだけでお酒が進んで困ります。
中にはそばがきも入っています。
少しだけ付けてくれた十割太打ちのお蕎麦も、汁にどっぷりと浸けていただきます。
共に鴨汁が染みていて美味しい!
鴨の肉も、皮の部分の脂がなんとも言えない美味しさです。
鴨汁を大事に味わっていると、箸休め的なおつまみを出して下さいました。
ダシを取った後の鰹節に醤油をかけて炒った物たもの。
パリパリとした食感が面白い。
今度こそ焼き味噌です。
写真撮る前に少し食べちゃいました。
鴨汁を飲み終わったところで、お酒も終わり。もう飲めません。
シメの蕎麦をお願いしました。
最後は二八の蕎麦です。
もうお腹が一杯になってきてますが、ご主人の「少なめにしておく?」の言葉に、つい「普通に下さい」と言ってしまいます。
しかし、喉越しがよくてあっという間に完食。
いや~、お腹いっぱいで大満足!
元々飲んだら食べる方ですが、蕎麦屋でこんなに食べたのは初めてです。
蕎麦湯は湯桶がなく蕎麦猪口に直接入れて下さいます。
その際、ネギと柚子を入れてくれるのですが、爽やかさな柚子の風味が、たくさん食べた後には嬉しいですね。
初めてのお店でしたが、何度も来ているような打ち解けた時間を過ごすことができました。
また是非伺ってみたいと思います。
kepkepさん
はじめまして、いつも、楽しく拝見させてもらってます。わたしは、大分市在住ですがあ三五さんとても好きな店です。やはり、にはちの大将から教えてもらいました。今回コメント致しましたのは、大分市内の蕎麦屋さんで、秋野華、はご存知でしょうか?私も大分では、よし松さんや、にはちさんがお気に入りなのですが、最近秋野華さんを知って2週続けていきました。ぜひ、蕎麦人さんの感想を読みたいと思いコメントしました。もし大分に来られて時間があれば行ってみてください。 秋野華 大分市三佐4丁目3−37 tel097−527−2311 定休日 火、水曜日 営業時間 11:30~ (1日 15食前後)2日以上前からの予約がベストだと思います。
marshさん
kepkepさん、初めまして。
情報をありがとうございます。
秋野華さんはよし松さんからお聞きして、出掛けてみようかなと思っているところです。
来月ぐらいに行けるかなぁ。
これからもよろしくお願いいたします。
キムタカさん
弟子は取らないと聞いていましたが、2人の弟子がいてびっくり。若手と中年の男性です。季節の牡蠣蕎麦を食す。絶品でした。十割更科蕎麦の花巻蕎麦に、ソテーした牡蠣がのっていました。