とってもおしゃれな空間が広がるお蕎麦屋さん。
酒の肴が美味い!つい飲み過ぎてしまいます(笑)。
お昼には「当分蕎麦はいいや」と思っていたのに、夜にはまた蕎麦屋に来ている私(笑)。
今晩はいつものおなじみの人達、久しぶりの人達、総勢8名での飲み会です。
お店は世田谷の「蕎麦 シカモア」さんです。
久しぶりの方にご挨拶し、何はともあれまずはビールで乾杯。
肴は何度か「シカモア」さんに来ている方たちにお任せしましたよ。
こちらはお通しの2品。
「白エビと塩昆布」
甘い白エビが塩昆布の塩気でさらに甘~く感じられます。
これは日本酒を飲むときまでとっておこう。
「煮穴子と湯葉の蕎麦の実あんかけ」
穴子の下には焼き茄子がありますよ。
煮穴子も美味いですが、こおの蕎麦の実のあんがメチャ美味!
器ごと食べちゃいそうな勢いですよ(笑)。
「蕎麦屋のポテトサラダ」(580円)。
煎った韃靼蕎麦の実とガーリックが入り、上には蕎麦のスプラウト。
まさに蕎麦屋のポテトサラダですね。
写真で見ると量が少なそうですが、4人で分け合えるだけの量がありますよ。
ここで日本酒にチェンジ!
「シカモア」さんには私の好きな銘柄が多いんですよ。
まずは「而今 純米吟醸」(900円)。
このあとは「鍋島 純米吟醸」(1000円)、「山間 特別純米」(900円)へと続いていきます。
今日は「シカモア」さんに何度か来ているという人が何人かいて、お料理はその方たちにお任せしましたが、これは誰が頼んだかわかるなぁ。
などと思いながら「磯ツブ貝の旨煮」(700円)を手に取り、身を引き出します。
これを食べてる間は暫し無言。
「泉州水なす・梅わさび添え」(600円)
店内の照明の関係で味噌に見えた「梅わさび」。
わさびが少し利いてる感じで、ほとんど梅です。
これが実に美味い!
この梅を少し嘗めつつお酒を・・・。
と思ったら、もう無くなってるし(笑)。
「ふきのとうコロッケ」(800円)という珍しいものがありました。
1つがテニスボールより一回り小さいぐらいでしょうか。
添えてあるのはグリーンマスタード。
蕗の薹の苦みをポテトが和らいでくれていて、でも香りはしっかりとありますよ。
葉だけで無く茎までいれてありますね。
今日はだし巻き好きの方もいらっしゃるので、だし巻き玉子を2品。
まずは「青唐辛子入りだし巻き玉子」(1000円)。
刻んで小さくなったのが入っているのかと思ったら、輪切りになったものが入ってます。
美味しい出汁を吸った玉子に、ときどき辛みのアクセントがたまりません。
普段はあまりだし巻きを食べませんが、これは必ず頼みたくなりますね。
「だし巻き玉子(甘口)」(900円)
青唐辛子入りとの比較対象で甘口でしょうか(笑)。
思った以上に甘かったです。
子供の頃に食べていた卵焼きを思い出すなぁ。
ここで珍しいお酒をといただいた「農口 本醸造」。
2013年に発足した新しい酒蔵ですが、杜氏さんがあの農口尚彦さんですから。
というか農口尚彦さんの思いのための酒蔵か。
本日一番お酒が進んだ「天然ちあゆのパテ」(600円)。
2cm角ぐらいの大きさですが、破壊力は抜群です。
お酒が進みすぎてやばいです。
あまりに美味しかったのでアップを一枚(笑)。
お料理の最後は「ホタテと生海苔の和風グラタン」(900円)。
ホタテの肝も溶け込んでいてホタテの味わい濃厚です。
そろそろ帰りの電車がなくなる時間になってきました。
「せいろ」(750円)で締めます。
蕎麦は山形県鶴岡産の「出羽かおり」。
山形の「最上早生」を品種改良したものですが、私は「出羽かおり」は2回目かな?
ちょっぴり太めな麺は香りよく、じんわりと甘みがあります。
安定感のあるいいお蕎麦ですね。
「冷やがけありますか?」とお聞きしたら、なんと「あります」との返事が返ってきましたよ。
こちらは「せいろ」と同じ麺だと思いますが、やや「せいろ」に比べてやや固めな食感。
デザートは無花果とブルーベリー、マスカルポーネチーズを使ったムース。
ハウスのフルーチェをもう少し緩くしたような食感。
香りがなんともいえない独特なものがありますね。
木の芽をのせて和の雰囲気をだしてます。
地下1階のコンクリート打ちっぱなしの壁、壁にプロジェクターでサーフィンの映像を流していたり、高い天井近くの窓から地上を歩く人の足下が見えたりとおしゃれな雰囲気のお店です。
特にこの日は女性率が高かったですね。
そしてお料理も美味しいし、お酒も私好み。
近くにあったら通うところなんですが。。。
コメント