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サライのイベントに参加してきました。

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小学館から発刊されているサライという雑誌のイベントに参加してきました。
表参道にあるRinというお店で扱っている日本酒の利き酒・試飲会のイベントなんです。
しかも今回は、江戸切子で有名な華梢さんの江戸切子で飲むことができるんだとか。
また女利き酒師の大西美香さんから、日本酒についてのお話も聞けるんですよ。

銘酒と酒器で楽しむ会のイベントの会場は表参道にあるRinさんです。

蕎麦

1階が日本の伝統工芸品を中心に紹介するギャラリースタイルのセレクトショップになっていて、2階は全国各地の地酒や食材を中心としたダイニングカフェになっています。

蕎麦

1階のお店は通常は写真撮影が禁止されているのですが、この日のイベント参加者は撮影がOKだそうなので、気になったものを幾つかパチリ。

蕎麦

蕎麦猪口としてよさそうな器が並んでましたよ。
1つ3,675円とお手頃。

それにしても真っ先に猪口に目がいくのもどうかと思うのですが。。。

蕎麦

憧れの江戸切子です。
お値段はなんと89,250円!

とても手が出せません。

そして私が一番気になった商品がこれ。

蕎麦

線香花火セットです。
しかも左の箱は、1箱10,500円!!

火をつけて燃やしてしまうものに10,500円!!!
う~~~ん、さぞかし素晴らしい輝きがあるのでしょう。
数本の線香花火が1,050円であったので買ってみようか・・・。

蕎麦

さぁ、イベント会場に移ります。
遠慮がちな私は(笑)隅っこに席を取らせてもらいました。

今日はRinさんで扱っている日本酒の試飲会なのだそうですけど、お酒を飲む器が素晴らしいですよ。
江戸切子で有名な華梢さんでつくられた江戸切子と、高岡の株式会社能作製の錫のぐい呑みでお酒が飲めるんです。

蕎麦

とりあえず目の前にあった器を写真に納めましたが、実物はA4紙に映った影の色合いが奇麗でした。

蕎麦

で、こちらが今日私が使わせていただく器です。
やはりこんな器を1つぐらいは持ってみたいものですね。

さて、小学館の方の開会のご挨拶からイベントが始まりました。

まずは華梢さんの熊倉千砂都さんから、江戸切子についてご説明がありました。

蕎麦

華梢さんの江戸切子は亀戸の工房で、カット、磨きともに職人の手で制作されています。
洞爺湖サミットや国賓の方への贈り物として用いられるなど、日本を代表する江戸切子のトップブランドとして海外でも紹介されています。

今回は、江戸切り子の歴史や作業工程、手作りの切子と工場で作られた切子の違いなどをお話しくださいました。

蕎麦

特に気になったのは手作り製品と工場製品の違いについて。
大きくは次の4つの点で判別できるそうです。

  • 薬品につけて輝きを出させる(磨く)ので色が薄くなる。
  • 光の輝き(透明感)が違う。
  • 触ったときの硝子のキリッとした鋭さ。(薬品につけると丸味を帯びる)
  • 手磨きの切子はたわしで洗っても大丈夫。

上の写真では、右が工場製品なのですが、全然違いましたね。

蕎麦

8万円する宙吹きのぐい呑みにも触らせていただきました。
宙吹きは器の形も職人の感性で息を吹き込み、中空で膨らませていく技法のこと。

手彫りだという紋様の細かさも、ただただ驚くばかりです。

蕎麦

糸菊つなぎという紋様は華梢さん独自の紋様だそうで意匠登録されています。

つづいて利き酒師の大西美香さんから日本酒についてのお話しです。

蕎麦

案内によると大西さんは、きき酒師、焼酎アドバイザー、それらの上位資格である日本酒学講師を取得されています。
さらに外国人に日本酒を紹介する際、ワインと比較して説明をすると理解してもらいやすいことからWSET(Wine&Spirit Education Trust)Certificateの資格を取得されたそうです。

日本酒、焼酎などに関する講師、イベント・プロデュースを務める一方、2009年から佐渡の北雪酒造さんの企画営業担当もされているそうですよ。

蕎麦

用意された日本酒は4本で、一人当たり4合は飲めるらしいのですが、私はそんなに飲めません(笑)

長野県 大信州 仕込30号 純米大吟醸 無濾過生原酒
佐賀県 東鶴 純米吟醸生酒
青森県 祈水 特別純米酒
新潟県 北雪 新潟杜氏特撰本醸造

上から順番に頂きました。

蕎麦

それにしても江戸切子の美しさ。
今日の一番は日本酒も素晴らしいですが、江戸切子でしょうか(笑)

蕎麦

能作さんの錫の猪口には月が彫られているのです。
これも捨てがたい趣があります。

ところで日本酒ですが、大信州が華やかな香りがあって私好み。

東鶴はどっしりとしたボリューム感で飲み応えありました。

祈水は15000年前ジュラ紀の湧き水で仕込んだお酒だそうです。
お料理と一緒に飲んでもよさそうな感じでしたよ。

北雪は端麗辛口で如何にも新潟といった感じのお酒。
普段飲むのにもよさそうな飲み飽きしないお酒ですね。

祈水と北雪は錫製チロリで燗をしてくれました。
祈水は32度、北雪は55度とお酒ごとに飲み頃な温度があるのだとか。

いろんなお話しをお聞きしながら、飲んでいたら時間もあっという間に閉会時間です。
楽しい時間はあっというまに過ぎますねぇ。

この日はRinさんの3階イベント会場で江戸切子や有田焼、嬉野茶、などの展示会が行われていました。
4時過ぎには振舞酒もあるということで、3階へ上がってみます(まだ飲むのか^_^;)
大好きな鍋島がありましたよ。(Summer Moon)

大変勉強になった一日でした。
お酒が入ったので概略でしか覚えていませんが。。。(笑)
なのでブログを書くのも大変です(爆)

サライ編集部、Rinのスタッフのみなさん、熊倉さん、大西さん、ありがとうございました。

コメント

  1. den より:

    サライのもともとの流れはビックコミックですよね。
    そこからBE-PALが出たけど「酒」は扱わなかった。
    そこでサライが出て、創刊のデスクが無類の「酒」好きで(^^;

    こういうイベントは出たことありませんが、社内バーゲンは良く行きました。

    もちろん社員じゃないですよ(^^:)

  2. marsh より:

    denさんはBE-PALに記事を書いていらっしゃったのでよくご存じですよね。
    私はこういうイベントは初めてなんです。
    楽しかったのでまた機会があれば参加してみようかと思います。

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