2011年12月に開業して半年ですが、すでに人気のお店。
香りの良いお蕎麦は、また食べに行きたくなりますね。
今日は「こなもんや三度笠」の華麗麺麭さんのお誘いで『一東菴』さんにやって来ました。
なんと「つれづれ蕎麦」のyukaさんも一緒です。
『一東菴』さんは昨年12月にオープンして半年、すでに行列ができるほどの人気店だとか。
この会が来るのを楽しみにしていましたよ。
まずはビールで乾杯!
で、ビールを撮らずに箸置きを撮ってますが、九州地方は大雨だそうです。
早く穏やかになるようてるてる坊主お願いしたいです。
お料理は豆腐の3種盛りから。
左から豆腐の味噌漬け、豆腐、湯葉。
どれもミルキーで大豆の甘みのある美味しいもの。
特に豆腐が素晴らしいですね。
飲み物をお酒に変えちゃいましたよ。
そして蕎麦と馬鈴薯のスープ。
トロリとして濃厚、ホッとする味。
馬鈴薯と蕎麦粉をあわせてありますが、蕎麦の実も入ってましたよ。
そしてクルトンがわりに揚げそばが浮かんでいます。
メニューを見たけど単品では載っていませんでしたね。
このスープの為だけにまたコースを食べに来たくなります。
運ばれてきたときは一瞬なんだかわからなかった「蕎麦がき」。
遠くから見ても荒くて本当に「蕎麦がき」?
いや~、ほんとにこの「蕎麦がき」の荒いですよ。
見ただけで美味いだろうと思ってしまいますね。
蕎麦の実は栃木県益子産。
穀物の甘みいっぱいで食べ応えあります。
とくにこれは温かいうちにいただかねば。
左からツルムラサキといちじくの白和え、鴨ロース、板わさ、鰯甘露煮、鰊煮。
鰊にはややしょっぱ目、鰯甘露煮のお酒に合うこと。
大根と牛肉のプラム煮。
これはめちゃくちゃ美味い。
お蕎麦屋さんのお酒のアテではないですね。
牛肉は柔らかく、味の染みいた大根が最高ですよ。
芝海老のかき揚げ。
さっくり軽く揚がってます。
ここまで結構食べてますが、お蕎麦を2枚いただきます。
1枚目は茨城県三和産の常陸秋そば。
蕎麦の甘みのある香りがいい十割のお蕎麦です。
これだけ香りがよいと汁がなくてもいいですね。
華麗麺麭さんが「美味しいお店があるから行こう!」と誘うわけですね。
2枚目は十割挽きぐるみです。
茨城県久慈郡水府の水府在来で、手刈り天日干しだそうです。
先ほどと違って挽きぐるみの分、香ばしさとコクの深まった感じ。
なかなか食べられない貴重なお蕎麦ですね。
お腹いっぱい食べたぞと思ったら、華麗麺麭さんが「ここの二八が美味いんですよ。」と。
「それじゃぁ、二八のもり蕎麦をみんなでシェアしようか。」ということでお願いしてみました。
栃木県益子産常陸秋そばの二八です。
香りはあまり変わらないぐらいにありますが、喉越しが一段といいですね。
私の好み的には1枚目が一番好きですが、この二八もいいですよ。
ぶっかけ蕎麦も食べてみたいですね。
そば湯は濃い目のもので、汁を割って飲むと一段と美味しい。
珍しくそば湯のおかわりもいただいてしまいました。
お店も私達以外のお客さんがいなくなり、ご主人が話しに加わってくださいました。
杏のプリンをいただきながら、しばし歓談。
お店の中央に置かれた唐箕には蕎麦の実のサンプルが置いてありました。
左から栃木県益子産常陸秋そば、茨城県三和産常陸秋そば、新潟県妙高産信濃1号です。
信濃1号は意外と小粒。
また次の機会に食べてみたいものです。
今回は3人での蕎麦会。
とっても楽しい時間をいただきました。
次回の蕎麦会の約束をして今日はお開きです。
華麗麺麭さん、yukaさん、そして一東菴さん、ありがとうございました。
コメント
「庵」ではなく「菴」じゃないですかね?白金の三合菴さんと同じで。
Z33さん、お久しぶりです。ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。