彩櫻さんの酒楽の会「純米大吟醸の新年会」

いつもの彩櫻さんのお酒を飲む会に参加してきました。
今回は手に入りにくい純米大吟醸6種の飲み比べです。

久しぶりに酒楽の会に参加してきました。
今回は純米大吟醸を飲む会なんです。

しかも、滅多に手に入らない、もしくは高くて手が出せない、そんな純米大吟醸6種の飲み比べなんです。

今日の6種のラインナップは、

１．黒龍 仁左衛門
２．獺祭 純米大吟醸 遠心分離磨き二割三分 おりがらみ 正月限定
３．十四代 純米大吟醸　播州山田錦
４．蓬莱泉 空
５．川中島 幻舞 drop collection 2010
６．銀河鉄道 純米大吟醸生酒

です。
仁左衛門とか空、川中島 幻舞、銀河鉄道は飲んでみたいと思っていたんですよ。

先ずは「黒龍 仁左衛門」から登場です。
これは4合瓶しか販売してないどうなんですが、4合瓶なのに1本2万円以上するそうです。

1合5000円以上って事ですよ。
高過ぎでしょう、これ。

仁左衛門は一人これ一杯だけです。
大切に飲ませて頂きました。（笑）

淡麗なんですけど、まったりとしているのですが、すっきりなお酒。
淡麗は余り好きじゃないですけど、これは好きになりました。
高くて手に入らなくて、もう飲めないかもしれないけど。（笑）

1年前の正月明けにも飲んだ「獺祭 二割三分 うすにごり 正月限定」です。
初めて飲んだときは、あまりの美味しさに無言になってしまったお酒ですが、二割三分に飲み慣れてしまったのでしょうか。
獺祭 純米大吟醸50の方が好みです。

「十四代 純米大吟醸　播州山田錦」です。
ネット上で1800ml 瓶で2万円オーバーの高級酒。
私も大好きな銘柄ですが、今日の目当ては残りの3本。

「蓬莱泉 純米大吟醸 空」です。
テレビで紹介されたこともあって、益々手に入りにくくなったようです。
このお酒、1年間の熟成期間を経て出荷されるそうで、フルーティーな香りと上品な甘さ。
値段は高くないようなので、

「川中島 幻舞 drop collection 2010 純米大吟醸 しずく集 斗瓶囲い」のホログラムラベルは綺麗ですね。
写真撮ったら反射して凄い事になってますが・・・。

「drop collection」、名前の通り、袋からポタポタと滴り落ちる雫を集めたお酒です。

これが甘くてフルーティーな香り、最後にちょっと苦みもあります。
今日の中で一番好みなお酒ですよ。
もうちょっと飲みたいけど・・・、そろそろ酔ってきましたよ。

「千代の亀 銀河鉄道 純米大吟醸生酒」は、ラベルを見て分かるように凍っているんです。
いわゆる凍結酒ってやつですね。

一升瓶が凍ったままで届けられたそうですよ。
それを半解凍してシェイクし、シャーベット状態で飲むんです。

このお酒、醸造元の亀岡酒造さんのHPを見たら「地元で作られたお米の中でも、特に大粒を選び、その中心部だけを使っています。低温で前発酵させ、もろみの良い部分のみを良く晒した木綿袋にて雫を垂らすように取り上げ、さらに低温で十年以上熟成させ、香気豊かで円やかな味わいに育て上げた貴族的な日本酒です。」とありました。

生酒を10年間も氷温貯蔵したお酒だなんて！
なんとも貴重なお酒を頂きました。

一通りお酒を頂いた後は、瓶が回ってきて残酒を自由に飲むことができます。
仁左衛門が飲みたかったけど、人気なようなので一番好みの川中島 幻舞を少しだけ頂きましたよ。

ところで今回の料理もアップしておきます。

今回は天麩羅懐石です。
余り食中酒にすることがない純米大吟醸なので、料理との組み合わせは考えていないそうです。

まずは天然鰤と鮪から。

この天然鰤がメチャウマ！
鮪は最初見たときは牛刺しかと思いましたね。

桜エビのかき揚げ。

牡蠣とタラの芽、安納芋。

車海老とワカサギ、下仁田葱
ワカサギはししゃもかと思うような大きさ。
写真は3人前です。

アスパラの肉巻きと鱈白子磯辺巻き、蕗の薹。
写真は3人前です。

椎茸肉詰め、平目雲丹巻き、マコモダケ。

蟹身。

締めは野菜かき揚げ蕎麦。

ご主人も20人分の天麩羅を揚げるのに必死。
いつもならカウンター席の会話に加わるのですが、この日は料理がすべて終わってからでした。
いやいや、お疲れ様でした。

来月は而今の会だそうですが、もう予約で一杯のようでしたね。
今度は杜氏さんの参加される会に出てみようかな。

楽しいお酒の会でした。