八海神社の社務所でいただく、布海苔を使った美味しいお蕎麦。
以前から行ってみたいと思っていた『八海会館』さん。
八海神社にあるとは聞いていましたが、八海神社の社務所なんですね。
玄関前にメニューが張られていましたが、雰囲気は蕎麦が食べられるような感じがしません。
「すいませ~ん。お蕎麦食べられますか?」と声をかけ、「奥へどうぞ。」と言われ入っていくと、先客が1組。
これはご神殿といってよいのかわかりませんが、お祀りしてありましたよ。
お茶はセルフサービス。
何となく町内会の集会所を頭に浮かべつつ、お茶を頂きます。
メニューは「ざるそば大盛りと天ぷら小皿(天ざる大盛り)」(1300円)をお願いしました。
「ざるそば並盛りと天ぷら小皿(天ざる並盛り)」は1200円で大盛りとは100円差でした。
程なくお蕎麦が運ばれてきました。
小鉢や香の物、そして季節柄、山菜の天ぷらですよ。
お蕎麦はほんのりと香りがよく、普通に二八のような食感。
ここは魚沼地方ですから布海苔を使っていると思ったのですが・・・。
メニューを見ると「全そば粉8:強力小麦粉2(いわゆる二八そば)の割合の粉に、布海苔を煮とかしたものを5割の分量と、生卵を1個混ぜ・・・(以下略)」とありました。
さらに「当地区では布海苔の中に山ごぼうの葉を混ぜ込み、シコシコ感がでるよう・・・(以下略)」ともあります。
やっぱり布海苔蕎麦なんですね。
でもあまり布海苔蕎麦っぽくない、美味しいお蕎麦でしたよ。
天ぷらは茄子や人参の他にコシアブラや蕗の薹が盛られています。
コシアブラの香りや蕗の薹の苦みがたまらない、いい季節ですねぇ。
ご飯をサービスしていただきました。
「自分のところで作っている米なのであまり量が無いのですが・・・。」と仰っていました。
ということは魚沼産?
この『八海会館』さんは参拝者の休憩所や登山者やスキー客の宿泊所としても利用できるそうです。
なので冬期はスキー場オープンに併せて蕎麦屋としては休業、スキー客の泊まる民宿となるそうですよ。
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