松本から上高地方面に少し行ったところにある山形村に、「唐沢そば集落」という集落みんな蕎麦屋みたいなところがあります。
集落がみんな蕎麦屋?
蕎麦街道というのはよく聞きますが「蕎麦集落というのは聞いたことがないぞ」ということで寄り道です。
集落の入り口には確かに「唐沢そば集落」と書かれた看板があります。
そしてけっして大きくはない集落にはいると、蕎麦屋の看板が家という家に掛かってるような感じです。
これはどこに入ろうか迷いますね。
ということで一番通りに面していない店をということで「からさわ屋」を選んでみました。
お店というよりは住宅です。
住宅風のお店はよくありますが、完璧に住宅でしょう。
「ごめんくださーーーい。」
誰もいないようです。
とその時後ろから「はーい。」という返事が返ってきます。
渡り廊下のような通路をエプロンをつけた女の人が走ってきます。
なんだか蕎麦屋に来ているという感じがしません。
外販営業に来たような感じが・・・。
中に入るとやっぱり住宅です。
そしてこたつがあります。
こたつを進められたのでそこに座り足を入れます。なんだか変な感じです。
メニューはそんなに多くありません。
手打そばを注文しました。
2枚の皿に盛られた蕎麦で1枚の量は東京の1人前ぐらいありそうです。
平打ちの麺を薄めの汁でいただきます。
最初汁がしょっぱく感じたのですが、もともと薄めなので気にならなくなりました。
居間で蕎麦を食べ台所(調理場)から茶碗を洗う音が聞こえてくる。
まるで田舎の家に帰ったようなそんな感じのお店でした。
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