あちこちのブログ等で書かれている通り、美味しいお店でした。
前日までの予約が必要なのと、1人での予約は受けてもらえないようです。
以前にコメント頂いた”てんいち”さんから教えていただいたお店です。
ようやく機会に恵まれて、つれと二人で足を運んでみました。
夢玄さんのお店は山奥にあります。
google maps を見ても、それ以上奥へは行けないような場所。
国道29号から川沿いに登っていきます。
途中の分岐に「蕎麦右へ」の看板があるのでそれに従います。
左からも行けますが、案内通り右へ行った方が走りやすいですよ。
お店は民家そのまま。
居間に卓が3つ(2人用)と奥にテーブル席(4人用)が1つだけです。
そうそう、「写真撮影はご遠慮下さいますか」の張り紙がありましたので、今回は写真なしです。
お願いしたのはコースで3800円。
もちろん単品もあります。
席に着くと揚げ蕎麦とお茶が供されるので、店内を見回しながら待つことにします。
コースの内容は
■そばがき
甘味があって滑らか。
わさびがのってましたが、安曇野産だそうです。
■栗渋皮煮、焼き茗荷、黒豆の枝豆
黒豆の枝豆はめちゃめちゃ美味しい!
もっと食べたい!!
茗荷も焼くと香りが少しおさえられて、食べやすい。
酢味噌を掛けていただきました。
■蕎麦三種(細、荒、田舎)
三種とも粗挽きですが、最初の細い蕎麦は少し挽きが細かめ。
新蕎麦では無さそうですがうっすらと緑がかっていました。
穀物の香りが口一杯に広がって美味しかったです。
薬味は安曇野産のわさび。
次に玄挽きのお蕎麦。
香りが一番強かったです。
高知産天日干しの塩が一緒に供されます。
この塩がまろやかで、蕎麦につけて食べると最高ですね。
最後に田舎。
もちろん一番太いです。
わさび、塩、辛味大根の中から薬味などが選べます。
別料金かもしれませんが鴨汁も選べます。
私は辛味大根にしたのですが、別料金でもいいから鴨汁にしておけばよかった。
“夢玄”さんなら美味しかったことでしょう。
蕎麦は1人ずつ供されます。
私が半分ほど食べ終わると、つれの方に運ばれてくる。
拘ってますね。
三種それぞれの特徴が出ていて美味しかったですが、一番よかったのが汁ですね。
すっきりとしてバランスの取れた汁は、今までで一番好みに合いましたね。
■蕎麦湯、銀杏、生姜の甘辛煮、茗荷の酢漬け
銀杏はお店へ上がってくる途中の岩上神社産。
生姜の甘辛煮が懐かしい甘さがあって美味しかったです。
■お茶、さつまいものおはぎ
さつまいもの餡を大納言小豆でくるんだもの。
1時間ほどかけていただきましたが、3800円というお値段が安く感じてしまいます。
場所が場所だけに私にはもう来られないかと思いましたが、是非また機会を作ってみたいと思います。
ただ、1人客は予約を受けてくれないようです。。。
コメント
わざわざ遠いところを訪れて頂き恐縮です。
お気に入りいただけたようで、ちょっとホッとしております。
相当に便の悪い場所で予約客だけということなので
一人だと採算面で大変なのでしょうが、それでも
なんとか日にち限定でも、一人でもOKに
して頂けたらなぁと思ちゃいますね。
てんいちさん。
美味しいお店をご紹介いただき、ありがとうございました。
何とか同行者を作って行きたくなるお店ですが、いつも一人で出掛ける私にはハードルが高いですね(笑)
播州赤穂出身で姫路で開店(我が家の近所)、その後自然豊かな宍粟市に移転されました。相席ですが1人でも受け入れる時もあります。