甲子園球場近く、県道340号沿いにさりげなく蕎麦屋さんがありました。
主に島根県産、鳥取県産を中心に使っています。
車でお店に向かいましたが、住宅街の町並みに溶け込んでいて、通り過ぎてしまいました。
駐車場が1台分あるようですが、わからなかったので、甲子園二番町交差点のコインパーキングに止めて店内へ。
まだ新しげな、綺麗な店内。
赤ちゃん連れの若い夫婦が先客です。
邪魔にならないように隅のテーブルに席をとります。
さぁ、しっかり食べるぞと、「鰻ひつまぶしセット」(1480円)に心惹かれつつも、メニューから「天ざる」(1600円)をチョイス。
「雅屋」さんは麺は「細挽き」か「田舎そば」が選べます。
この日の「細挽き」は、
島根県太田産(三瓶在来種)
島根県大山産(信濃1号種)
のブレンドでした。
程なく運ばれて来た「天ざる」。
妙にシンプルさを感じる見栄えの印象です。
シンプルが一番ですけどね。
お蕎麦は丸抜きの九一。
やや太めで切り幅が揃い、角の立ったいいお蕎麦ですよ。
香りは控えめですが、コシの強い蕎麦を噛むと、甘味がじわりと広がります。
天ぷらは海老×2、茄子、椎茸、薩摩芋、南瓜。
テーブルに粗塩があったので、塩でいただきました。
そばがきが有るか聞いてみましたが、そばがきはやっていないとのこと。
残念。
代わりに「梅おろし」(1050円)を温かいお蕎麦でいただく事にしました。
今日は昨日の暖かさから一転、ちょっと寒いですしね。
彩りも鮮やかに感じる「梅おろし」。
シャキッとした磯のワカメに梅の香りが良く合います。
そして蕎麦の汁にも。
ん~、これは美味しい!
今回の麺は「田舎そば」でお願いしてみました。
「田舎そば」は、
広島県吉舎(きさ)産(常陸秋ソバ種)
です。
挽きぐるみで「ざる蕎麦」(840円)でも食べてみたくなるような、綺麗な印象。
常陸だからざるで食べなかったんですけどね。
食後に、まだ若いご主人ともお話しできて、楽しい時間を過ごせましたよ。
また今度、お話ししやすい時間帯に寄ってみようかな。
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