高知県とはいっても愛媛県に近い山の中にお店があります。
自然の中で食べる料理は格別ですよ。
高知県の山奥に時屋さんはあります。
四国の道路は山の中にはいると国道も細くなるので大丈夫かなと思ったのですが、国道194号は広くていい道でした。
だけど国道からそれた最後の2kmは少しだけ狭い道。
雨が降っているので右手の山にはたくさんの滝が出現してます。
時々こんな奇麗な川があったりして。
左手の中野川は完全予約制のフライフィッシング専用エリアだそうですよ。
あちこちに警告の看板が出ています。
道路脇に車を止めて道から下へ降りたところにお店がありました。
開店直後だったので、奥の方に声を掛けてようやくご主人が出てきてくださいました。
ご主人に案内されて座敷に上がります。
この座敷が素晴らしいんですよ。
木々の向こう側には中野川が見え、雨で少し増えた水の流れる音がすごいです。
さて、メニューですが、お蕎麦の種類は4種類で全て冷たいお蕎麦。
「もりそば」(800円)、「おろしそば」(900円)、「天ぷらもりそば」(1800円)、「そばがゆ付きもりそば」(1400円)、その他に単品のお料理などがあります。
そしてそれら単品のお料理とお蕎麦をセットにした「時屋コース」(3400円)も。
どれにしようか迷いましたが、お店でゆっくりしていくのもいいかと思い「時屋コース」をお願いしました。
最初に運ばれてきたのが「胡麻豆腐」(単品:600円)。
淡い胡麻の香りと滑らかな口当たり、お酒が欲しいところですねぇ。
そういえばメニューにも土佐のお酒がありましたよ。
「酒肴三種盛り」(単品:1000円)。
あめごの有馬煮は山椒の香りもほんのりとして、柔らかくて美味しいですね。
空豆の白和えには空豆がたっぷり入ってましたよ。
「小鉢」(単品:400円)。
野菜などの炊き合わせです。
雨が上がって日が出てきました。
手前の木には何羽も小鳥が来て枝に留まっています。
それを部屋の中から見られるなんてねぇ。
「天ぷら盛り合わせ」(800円)は春の山菜が盛られています。
ふきのとうにタラの芽、土筆、山菜を食べると春が来たことを実感しますよ。
手前の四角いものは粟や豆腐と胡麻をあえたもの、豆腐と青のりをあえたものの3種類です。
何だろうと思いながら食べるのも楽しいですね。
そしてメインの蕎麦が登場です。
これが極細の麺で、グレーっぽいベージュ色ですが緑っぽくも見えますよ。
角がピシッとした奇麗なお蕎麦です。
十割蕎麦だそうで、ややボソッとした感じがしますが、噛みしめると甘味が広がってきますよ。
濃いめ甘口の汁でいただきました。
蕎麦湯を飲みながら外の景色を見ていたのですが、こんな山奥にあるお店なのにお客さんがどんどん入ってきます。
観光というほどのものも無さそうなので、時屋さんが目当てなのでしょうね。
あまり長居をしても申し訳ないのでお店を後にしましたが、開店と同時に入って正解だったかも。
コメント
こんばんわ。
marshさんが訪問された、福岡の信州そばむらたさん行ってきました。
と、同時にそこで修行された「ひら川」のはしごをしました・・・。
日本酒併せて8合程飲みましたのでヘロヘロです。
8合はすごいですね。さらに飲んでここでコメント出来るなんて。
いつか一緒に飲みたいなと思いましたが・・・やめておきます(笑)