そば処 仙

お店の場所は怪しげですが、細打ちの手打ち蕎麦が食べられます。
近くには観光名所の門司港レトロがあるので合わせてどうぞ。

ここ？

今までにもその高級そうな雰囲気から入り難いお店が幾つかありました。
今回は違った意味で入り難い（笑）

お店はこの通路の一番奥にあります。
両脇にはお店を閉めたスナックが並び、なんだか肝試しに行くような気分。
しかも通路の天井は低くて、背の高い人だと頭を気にしながら歩くことになりそう。

お店の入口で入ろうか止めようか、暫し考えます。
「入ったことがあるからブログに書いてる人がいるんだよなぁ」と思い（笑）お店のドアを開けました。

中にはいると気さくな感じの若いお兄さんが一人。
「いらっしゃいませ！」と元気よく迎え入れてくれました。

ちょっと安心（笑）

店内はカウンターで、もともとスナックだったのをそのままにしてお店にしてあります。

お蕎麦のメニューはそれほど多くありません。
しかしその価格にはビックリ。

「手打ちざるそば」が480円！
メニューには「国産の蕎麦粉を使用し、100%手打ちそばです」と書かれています。

それなら量が少ないんだろうと思ったら、普通に量がありますよ。
いや東京辺りと比較すればやや多いぐらいか。

白っぽいお蕎麦で細打ち、素麺並みの細さです。
そのためか喉越しも柔らかい。
関東風な辛汁に少しだけつけていただきました。

あまりに安いのでもう1杯いただきます。
お薦めと書かれていたので「つくね南蛮そば」（750円）をお願いしました。

これがまたつくねがたくさん入ってますよ。
汁はざるそばと違ってやや甘め。
麺も少し太いような気がしますね。

ご主人に「すごい建物ですね」と聞いてみたら、築120年だそうで、門司港が開港した頃に建てられたそうです。
門司港の開港は1889年（明治22年）で、その当時の建物が残っているところがすごいですよ。

「こんな建物だからこの値段でやれるんですけどね」とも仰ってましたが・・・。

さて、お店のすぐ近くには門司港レトロという観光スポットがあります。

第一ふなだまりを中心に、周囲には古い建物や昔の建物のレプリカなどがたくさんあります。
ゆっくり見て歩けば気分は明治時代になるかも。

私は7年前に来たことがありますが、当時とは余り変わってないかも。
上の写真は今回撮影したものですが、家に帰って前回の写真を見たら同じ構図の写真がありました（笑）