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戸無のそば屋

熊本県
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昨日に続き蕎麦街道に来ています。それも昨日の隣のお店です。といっても500m以上離れてますが・・・。

ほんとうは蕎麦街道へ来るつもり無かったのですが、出掛けた先が臨時休業で仕方なくこちらへ来ました。
もうお昼で昨日のお店も駐車場が一杯です。
今日は蕎麦街道発祥のお店です。
駐車場に車を止めてから坂を少し登ります。

蕎麦

蕎麦

蕎麦

登る途中、囲炉裏のある小屋やこけの生えた石仏群の脇を通ります。
蕎麦街道のお店はどこも工夫をして雰囲気を盛り上げてますね。

早速メニューを見たのですが蕎麦のメニューが見あたらない。
と、思ったらありました。

1ページに1メニューなので気がつかなかった。
てっきりこだわりを書いている文章かと思いました。

メニューの最後の方には友蕎子の「食はすべてそのもとをあきらかにして・・・」が書かれています。
ここは一茶庵系ですか?

蕎麦

何が良いのか決められず、お店の方におすすめはどれかと聞いてみました。
そしたら上記写真の「十割蕎麦」(2500円)と「無量寿」(2500円)を勧められました。
それじゃぁ、そのおすすめで「十割蕎麦」をいただくことにしました。

蕎麦

程なく料理が運ばれてきました。

蕎麦

左方の小鉢には大根のなます、蕎麦ずし、蕎麦まんじゅう、ヤマメの甘露煮、だし巻き卵、きんぴらごぼうなどがきれいに納められています。

蕎麦

右方の膳の椀には蕎麦がゆ、他にジャージー牛のヨーグルト、揚げ出し豆腐があります。

蕎麦は後からだそうなので先に蕎麦がゆから頂きます。

蕎麦

これがやさしーい味で美味しい。もう少し食べたいなと思う量しかないのが残念。

さて、蕎麦が運ばれてきました。箱蕎麦です。

蕎麦

やや太めの麺はぼそぼそ感があり、香り風味も弱い感じです。汁は薄めでダシよりもかえしが前に出ているタイプ。この麺にはもっと濃い方がいいなぁ。

蕎麦

試しに薬味に付いてきたトロロを入れてみたら、これがぴったりはまってます。
トロロがつなぎになって麺に汁を絡め、箸がすすみます。もしかしてトロロのための薄めの汁かと思っちゃいますよ。

そば湯は濃厚です。ぬめりがありもう少し蕎麦の風味が出ていたら最高なんですけどね。まぁ季節が悪いですからしょうがないか。

蕎麦

トータルで見て2500円は割高な感じがします。
しかし、蕎麦街道という観光地ですからしょうがないですかね。
観光シーズン中はかなり混雑するそうですからご注意を。

コメント

  1. 三上 より:

    先日は返信コメントありがとうございました!
    「しゅん」さんに行った翌日、「山川草木」というお店に行きました。このお店の支店みたいです。
    びっくりするぐらいの広大な敷地は明媚に枯れていて、無量寿という蕎麦の値段(2800円だったかな?)も決して高くは感じませんでした。蕎麦も香りが良く、聞けば県内産の新そばが入ってきてます、とのこと。応対も節度ある気持ちのいいもので、大満足で帰りました。
    敷地内に喫茶館のような別棟があり、今度はそちらにお邪魔しようと思います。蕎麦人さんにもお勧めですよ!

  2. marsh より:

    戸無のそば屋さんには支店が2つあります。
    もう一つのお店は行ったことがありますが、”山川草木”さんはまだですね。
    いずれ機会があれば伺ってみます。
    黒川温泉周辺には他にも美味しいお店があるようですよ。
    是非食べ歩いてみて下さいね。

  3. とおりすがり より:

    昨日(5月20日)寄ってきました。これで2800円は高すぎるという感想です。無量寿、戸無そば、十割そばの3品を頼みました(2800円x3)。観光地料金と雰囲気作り料金がかなり入っている感じ。「おかず付き」となっている箱料理が、別にまずいわけではないですが、特に美味しい物もなく、はっきり言って余分。そばだけをいろんな種類食べたいのに、無理やりおかずをつけて、料金を引き上げた品しか選べなくて、不満が残りました。前日旅館で、食べた料理は一品一品、味に感動した後なので、やはり蕎麦屋はそばで勝負して欲しいと思いました。

  4. marsh より:

    とおりすがりさん、初めまして。
    たしかに蕎麦屋は蕎麦で勝負して欲しいものですね。

  5. キムタカ より:

    そば街道(1994年から)の発祥の店を自称。小笠原和夫氏は、隣接する黒川温泉の旅館業組合の元組合長でした。新明館の後藤哲也氏の指導を受けながら、さびれていた黒川温泉を超人気にした中心人物です。旅館業から蕎麦屋に転業。蕎麦打ち修行は、兵庫県出石町。良い湧水がある南小国町に店を開店する。蕎麦屋のノウハウを誰にでも教え、また蕎麦職人を育成してグループ店を増やし、そば街道を形成した。苔むしたお地蔵さんやせせらぎが客を迎えるなどの設定や内装は、黒川温泉のノウハウをそのまま活かしている。雰囲気抜群の山奥の隠れ屋蕎麦屋ですので、客単価を高めに誘導して(セット価格が高い)経営している。

    • marsh より:

      キムタカさん、こんにちは。南小国町の蕎麦街道とは遠くまで遠征されましたね。
      周辺は沢山の温泉もありますので、つい足を運びたくなります。
      次回はそちらと合わせてどうぞ。

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