椎葉村物産センターの中にある食堂です。
蕎麦の他に郷土料理などもありました。
憧れの（？）椎葉村にやってきました。
椎葉産の蕎麦粉は有名ですが、お蕎麦屋さんはあまりないようですね。
椎葉の食べ歩き、スタートは椎葉村物産センターからです。
お店に入りメニューを見ると蕎麦とセットの定食「椎葉そば定食」（800円）がありましたが、ここは単品で他のも食べてみたい。
そこで「椎葉そば」（600円）、「くさぎな飯」（150円）、「菜豆腐」（200円）をお願いしてみました。
お茶と饅頭が出されましたが、これは食後に取っておきましょう。
暫く待っていると「くさぎな飯」が運ばれてきました。
メニューによると「クサギナとは”臭木の葉”の事を言います。字の通り揉むとキツイてくさい匂いがしますが、花は芳香な香りがします。その葉の灰汁を取り、匂いを取り除き料理に使用します。」
椎葉の郷土料理だそうですよ。
黒っぽい葉っぱのようなものがクサギナなのでしょうが、匂いも無く、普通に混ぜご飯になってます。
そしてこれが「菜豆腐」。
200円という価格から量は少しだけだと思っていたら、15cm四方はありそうな大きなものでした。
椎葉では春になると作られるそうで、藤の花や菜の花、人参、大根の葉などを入れ、豆腐のボリュームアップのために作られるようになったそうですよ。
今では四季を通して作られ、夏にはインゲン、秋には椎茸、冬には柚子が入ります。
この豆腐、以外としっかりしていて、箸で切る際も、箸が折れるかと思うほど固いです。
ボリュームがありこれだけでお腹いっぱいです。
こちらのお店では、日によって「菜豆腐」を作っているところが違うようで、この日は『那須豆腐店』のものでした。
さぁ、いよいよお蕎麦です。
どこ産の蕎麦か分かりませんが、椎葉村物産センターですから椎葉産なのでしょう。
ややグレーがかった白っぽいお蕎麦は、太めで軟らかい食感。
優しい味ですね。
具として椎茸、鶏肉、筍、お餅がのっています。
お値段の割には具がいろいろのっていて嬉しいですよ。
食後にとって置いたお饅頭は胡麻をまぶした物で、中には餡が入っていないのだけど甘くて美味しい！
帰りがけにレジの方に聞いたら、お土産が売っているとのこと。
でも食べたものとお土産で売っていた物はちょっと違う様子。
お店で食べたものが美味しかったので、同じ物が欲しいところです。
もしかして、お店で食べたものは手造りだったのかなぁ。
また機会があれば食べに行ってみたい。
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