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一如庵

奈良県
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静かな雰囲気の中でいただくお蕎麦は美味しかったです。
事前にコースを予約したほうがよさそうです。

以前から行ってみたいと思っていたお店でしたが、今回は別のことに夢中で蕎麦のことが頭から抜けてました(笑)。
たまたま通りかかったらお店を見つけ、それが「一如庵」さんであることに気がついて戻ってきました。

時刻は11時を少し回ったところ。
暖簾が出ていたのでお店に入ると、開店は11時30分からとのこと。
暖簾が出ていたのはご予約の方がいたからのようです。

蕎麦

入り口で待たせてもらっていると、遠くでご主人らしき方の「お通ししなさい」との声。
ちょっと早いですが特別に入れていただきました。

蕎麦

ご予約の方が居る座敷を通り抜け、テラス席にさせていただきましたよ。
さわやかな風と水の音、梅雨入り前の素晴らしいひとときです。

蕎麦

メニューは要予約の「一の膳」や「二の膳」(提供する時間があるようです)を食べたかったのですが、こちらは次回のお楽しみということで。
今回は「もり」(1000円)と「箱寿司」(1000円)をお願いしてみました。

蕎麦

まず運ばれて来たのは「箱寿司」。

「箱寿司」は椎茸と水茄子を選ぶようになっていたので、今回は椎茸をお願いしました。

コースの一品として提供していたそうですが、今年から単品でも提供しているそうです。

蕎麦

肉厚な原木椎茸を使っていて、ご飯より椎茸のほうが厚いかと思うほど。
椎茸の弾力のある歯ごたえとほんのりと広がる香り。
椎茸大好きで、自宅でも原木椎茸栽培している(笑)私にはたまらない一品です。

お寿司の上にのっている花びらは、飾りかと思ったら春菊の花びらだそうです。
「食べられますよ」とのことなので食べて見ましたが、しっかり春菊の香りが広がりますよ。

蕎麦

そしてお蕎麦が運ばれて来ました。
盛りが少なく見えますが、東京の平均的な並盛りぐらいでしょうか。

蕎麦

やや黄色みがかったような色合いで、香りは控えめ。
コリッコリッと音がしそうな、弾力と歯切れのよいコシ。
あとから甘みがこみあげてくるような感じで思わず美味いとつぶやきます。

蕎麦

蕎麦湯はどろっとした濃厚なもの。
何故か2つの器にわけてありましたね。

メニューには「手挽き」(1100円)もありましたが、こちらはコースに使われて単品では滅多に食べられない様子。
やはりもう一度予約して来なければいけませんね。

お会計をしての帰り際、お店の方が「是非寄ってみてください」と観光スポットを案内してくれました。
先を急いでいたのですが、折角だからと寄ってみましたよ。

蕎麦

それがこちら、「天然記念物 高井の千本杉」。
千本杉という名前から杉林を想像していたのですが違いましたね(笑)。

蕎麦

ものすごい巨木、と思ったら、数本の杉の木を密集して植えたため、くっついてしまったようです。
案内板には「目通り25m」とありましたから、目の高さで1周25mということなのでしょうか。

蕎麦

裏手に回ってみると最早木の壁のようです。
ここまで大きいと圧倒されますね。
パワースポットといわれるのもわかるような気がします。

食後に素晴らしいものを拝見できてよかったです!

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