今回の蕎麦の種まきは、自分の畑の他に「焼き畑」もおこないました。
妙高での焼き畑は、これが最後かもしれない貴重な体験でした。
昨年と同じ畑で種まきをした後は今回のメインイベント「焼き畑」です。
みんなの畑から車に乗ってい移動します。
焼き畑をおこなうのは妙高市の山奥。
すれ違い不可の細い道を通り、山の奥へと入っていきます。
今回焼き畑を実施してくださるAさんのところに車を止めさせていただき、そこからは歩いて行きます。
さぁ、いよいよ焼き畑の実施です。
まずはAさんの指導のもと、お手伝いに来てくれたAさんの知人が、焼き畑の境界線を草刈りします。
火がよく燃え広がるように、枝豆の茎を乾燥させたものを斜面にまきました。
これをみんなで持って上がります。
そして火付けです。
斜面の一番上から火をつけます。
焼き畑の外側の火はすぐに消してしまいます。
これが焼き畑の外に燃え広がらないようにする防火線になります。
写真でみるより実際はもっと煙と火が強かったです。
上の写真の煙の向こうには人がいるんですけど見えませんね。
私も火を消す役をやってみましたが、熱と煙でダウン寸前(笑)。
火事で亡くなるのはこういう事かと実感。
火は少しずつ斜面を降りていきます。
消し役のIさん。
この後にメガネのレンズが溶けてしまう被害にあいます。
いかに炎の勢いが凄いかわかりますね。
本当はもっと早く下から火をつけるのですが、素人ばかりですから慎重に。
火がだいぶ下に降りてきたところで、下からも火をつけました。
下から着けた火はあっという間に斜面を駆け上がり、上からの火にぶつかります。
火の近くで撮っている私のカメラも熱い。
持っていられなくなりそうなので避難します(笑)。
上からの火と下からの火がぶつかって程なく鎮火。
煙がすごいことになってます。
Aさんから種まき後の、鍬で灰をかける作業の説明を受けます。
では種まきを。
モデルは再びIさん。
Iさんのデモンストレーションを参加者全員で見守ります。
そして参加者が種を持って斜面を上がり、各々好きなところでばら撒きです。
その後を鍬隊が、飛び交う灰の中を黙々と耕すように灰掛けしていきます。
これで焼き畑の作業は終了。
後は75日後の収穫を待つだけです。
その前に芽が出るかどうかが心配ですね。
作業後は参加者全員で記念撮影。
参加者25名+Aさんとお手伝いの知人2名の総勢28名での作業でした。
皆さんお疲れ様でした。
※今回の焼き畑は消防署の許可を得て実施しております。
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