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わたなべ

栃木県
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薄く緑がかったそばが美しい。栃木県で食べる江戸前の蕎麦。

お店の前の駐車場に車を入れたときには、丁度開店したところでした。
入口の扉を開けるとそこにはホワイトボードが立てかけてあり、「本日の蕎麦」の見出しで「茨城県桜川産 常陸秋蕎麦」と書かれていました。
ホワイトボードの後ろにあるガラス窓の向こうは蕎麦打ち部屋です。
もう一枚ドアを開けて中にはいると今度は石臼がおいてありました。
今日の蕎麦もこの石臼で挽いたのでしょうか。

店内は外からの見た目よりもこぢんまりとしていて、入口付近にテーブル席が1つと座敷に4卓、ふすまが閉まっていてわかりませんが個室が一つあるようです。

蕎麦

一番奥のテーブルに陣取り、早速メニューを見ると

生粉打ちせいろ 900円
そば粉100% そば本来の甘味と香りをお楽しみください
せいろそば 650円
外二(そば粉10に対し小麦粉2の割合)で打った細打ちのそばです

とあります。

迷った結果、いつもなら大盛りを頼むところですが、普通盛りにして両方頼むことにしました。

そばは「せいろそば」から出されました。
細い麺はうっすらと緑がかっていてきれいです。
つゆを付けずに一口頬張るとそばの甘味と香りが口いっぱいに広がります。

うまい。
そして盛りもよい。

東京なら大盛りといっても良いぐらいの量があります。
つゆは江戸前にしてはやや甘めですが、くどさのない良い味です。

蕎麦

続けて出された「生粉打ちせいろ」。見た目には「せいろそば」と変わらぬ色と太さです。
いや若干「生粉打ちせいろ」の方が緑が暗めでしょうか。
一口食べると「せいろそば」よりもそばの甘味が口の中に広がります。
これまた、美味い!
一気に食べきってしまいました。

食べ終わる頃お客さんが大挙来襲。
やっぱり人気のある店ですね。
帰り際に個室の入口の上を見たら片倉さんの「食はすべてそのもとをあきらかにし・・・」が書かれた額がありました。

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