築後130年余り、福島県只見町旧目黒邸を移築した建物がいいですね。
老舗のお蕎麦屋さんが好きだった頃(今でも好きですが)、蕎麦屋の系図という本を見て車家さんを知ったのですが、それから行きたいと思っていたのです。
でも八王子は遠かった(笑)。
今回ようやく食べにで寄ることができました。
お店は想像と違って大きかったですよ。
築後130年余りたつという建物は、福島県只見町旧目黒邸を移築したものだそうです。
外から見ても中に入っても、迫力というかオーラのようなものを感じてしまいますね。
さて、メニューを見るとお値段は全体的に高め。
「おせいろ」(1050円)にしようかと思いましたが、「奥只見産天然なめこ」に惹かれて「天然きのこおろし」(1540円)をお願いしました。
先客が何処かに居るはずですが、シーンと静まりかえった大きくて立派な店内に一人でいるのはつらい。(笑)
お蕎麦が運ばれてきたときにはホッとしましたね。(笑)
甘皮が散った綺麗に整ったお蕎麦は、穀物系の香りと甘みが素晴らしい。
「これは汁がいらないんじゃないの」と思いながら食べてたのですが、折角おろしを頼んだのですからね。
おろしは辛味大根とのことですが、普通の大根おろしの辛い程度でそんなに辛くないです。
お蕎麦を食べるには丁度いい辛さですね。
なめこは傘丸ごとではなくて、適度に切られて入ってました。
いつもの悪い癖ですが(笑)、食べながらメニューを見ていると、「深山せいろ」(1550円)というのがあります。
いけないとは思いながらお願いしてしまいました。(笑)
一茶庵系では「深山=太めの田舎」と思っていたのですが、車屋さんは違うようですね。
お蕎麦は先ほどの「天然きのこおろし」と同じものです。
汁は温かくて、中には会津産天然きのこ、新潟産車麩、長葱、ごぼう、地鶏などが入っています。
この具だくさんな山の恵みを指して「深山」なんでしょうね。
「深山せいろ」は季節もののようですので興味のある方はお早めに。。。
食べ終わる頃にはテーブルもお客さんで埋まり、賑やかになってきました。
しばらくはそば湯を飲みながらお客さんの様子を眺めて、お店を後にしました。
今度来るときはお酒を飲みながら・・・、なんて事が出来たらいいでしょうねぇ。
コメント
昔、只見町はきのこ祭りがありました。
参加費を払うと、きのこ汁ときのこの出る山林一坪もらえたんですよ。
登記するのに7万円だというので、登記していませんけど(^^;
ユニークな町でしたね。
一坪にどれだけキノコが出るのでしょう。(笑)
でも一坪欲しい気もしますね。今もやってたらいいのになぁ。
遠かったですか?
ここ足がないと行きづらいですし。
でも、多摩方面は蕎麦屋たくさんありますし是非また来てください。
青梅もいいですよ。
行きたいお店はいっぱいあるのですが、八王子方面に出掛ける機会が無いんですよね。
でもまた食べに出かけますよ。
お店は良かったのですが店員の態度とサービスが最低。
蕎麦つゆが少なくお代わりを頼んだら追加料金を取られた。