島崎藤村ゆかりの建物でお蕎麦を食べることができるとはね。
ていうか、川越が島崎藤村ゆかりの地だったとは知らなかったです。
以前から国道254号を通ってて気になっていたお店に入ってみました。
川越から来ると越辺川に架かる落合橋を渡ってすぐ左に入ります。
一瞬、堤防沿いの道なので「曲がって大丈夫か?」とも思いますが、もちろん大丈夫ですよ。
『古式手打ち蕎麦 鷹や』さんの古い木造のお店は元々は船宿で、島崎藤村が舟遊びに来ていたんだとか。
丁度「夜明け前」を執筆していたころの事のようですよ。
その船宿は2008年頃に廃業され、2009年10月に『古式手打ち蕎麦 鷹や』さんがオープンしたのですね。
船宿は鰻屋としても有名だったようなので、廃業前に食べに行ってみたかったですね。
さて、そんなことも知らない私は呑気にお蕎麦を頼んでます。
お願いしたのは「天せいろ」(1500円)と「蕎麦プリン」(500円)。
とっても静かで落ち着いた店内で、ぼんやりと待っていると運ばれてきましたよ。
コシの良い細打ちのお蕎麦は冷たく締められていて、今日のように暖かい(というか暑い)日だと清涼感があっていいですね。
その分香りとか控えめに感じちゃいますがねぇ。
天ぷらは海老×2、茄子、薩摩芋、ししとう、椎茸など。
やや衣が厚めですが、サクッとした食感があります。
そして食後に運ばれてきた「蕎麦プリン」。
ほんのりと蕎麦の香りがして美味しいですよ!
蕎麦の実がのっていないところも私好みな「蕎麦プリン」です。
蕎麦の実はのっていないけど、岩塩がぱらりとかかっていますね。
岩塩の塩っ気が甘味をよく引き立ててくれてますよ。
この「蕎麦プリン」はまた食べに来たいなぁ。
『古式手打ち蕎麦 鷹や』さんは一品料理もあれこれ揃っています。
「蕎麦プリン」もいいけどお酒を楽しみに来るのも良さそうですね。
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