すっかり恒例になってしまったグリンデルさんで松茸を食べる会。
今年は移転して新しいスタートをきったお店で開催です。
今年もやってきました「グリンデル」さんの「松茸投じ蕎麦」。
松茸最盛期を狙っての訪問です。
前回取り忘れたグリンデルさんのマスコット(?)、ハリネズミのストーム。
やっぱり「グリンデル」さんにはこれが無いとね。
ご主人にご挨拶して用意された席につきます。
夜の部は予約制です。
この日は私たちだけの貸し切りですね。
まずはサントリーの「モルツ・ザ・ドラフト」で乾杯です。
お料理はおまかせで、締めには松茸の入った投じ蕎麦ということにしていますよ。
先付けは鴨肉から時計回りに、蕎麦寿司、栗の揚げ物、イワタケの酢の物、山ウド、そして真ん中がコウタケ。
蕎麦寿司は揚げで巻かれていて、中にはだし巻きが入ってますよ。
栗の揚げ物のイガは細打ちの蕎麦を揚げたもの。
中には栗が丸ごと一粒入ってます。
待ってました!
松茸の刺身です。
コリッとした歯ごたえと松茸の香り。
醤油にも香りが移ってますよ。
お皿に残った醤油も嘗めたい(笑)ところですが、はこの後の為に取っておきます。
松茸といえば土瓶蒸しですよね。
鱧と松茸です。
松茸もたくさん入ってますよ。
汁の色あいが濃いのですが蕎麦汁の返しが入ってますね。
ここでビールからお酒にチェンジです。
松茸酒。
お酒に松茸を浮かべてます。
猪口に入るくらいの小さい松茸。
小さいけどお酒に香りが移ります。
ちょっと贅沢な気分に浸れますね。
ジコボウのおろし和え。
今年は雑キノコが余り取れなかったそうです。
でも毎年食べてるジコボウが今年も食べれて嬉しいです。
馬刺しです。
お好みで柚胡椒を使います。
この柚胡椒の辛いこと。
極々少量で十分なくらい。
ド~ンと出されたのは焼き松茸。
大きめの松茸を裂いて、たっぷりと盛られています。
炭火で焼くのですが、香りがたまらないです。
軽く炙って松茸にエキスが浮き出したところでいただきます。
お好みで先ほどの刺身のお皿に残った醤油をつけますよ。
松茸の握り寿司。
濃いめの酢飯とそれに負けない香りの松茸が美味しい。
これ、一貫だけでしたが、もっと食べたくなりますよ。
食べるのに夢中でお酒が進まないです(笑)。
ここでやっとお酒の銘柄を変えますよ。
出していただいたのは安曇野の酒蔵、大雪渓酒造株式会社の「大雪渓」です。
実はこの日、酒蔵見学に行ってきたんです。
大雪渓の13年古酒をいただきましたよ。
このお酒、一般には販売されていないらしいですけど。。。
琥珀色で黒糖のような甘みがあって美味しい。
このお酒に純米吟醸の大雪渓をブレンドして呑んだりしました。
牛フィレ肉と蕎麦掻きの朴葉味噌焼き。
とにかく美味い!!
柔らかいフィレ肉と、とろけるような蕎麦掻き。
甘じょっぱい味噌がよく合います。
朴葉の上で焦げた味噌がお酒によく合うんですよ。
もうお腹いっぱいなのに、これ全部食べられそうだと思っている自分が怖い!
ご主人から「グリンデルと言えば・・・」と出していただいた蜂の子。
今年は無いと聞いていたのに、また会ってしまった。
蜂の子に七味が振ってあったのですが、これ、いいですね。
ピリッとした辛みでお酒にもぴったり。
さぁ、そろそろお蕎麦です。
3口ぐらいで食べ終わる量を出していただいたのは、祖谷在来のおそば。
透明感のあるお蕎麦は爽やかな蕎麦の香りがあります。
続いて奈川在来のお蕎麦。
一段と透明感がありますね。
こちらの方が少しどっしりした感じです。
メンバーの中では一番人気。
そして「本当に食べますか?」と聞かれ、あきれたように出していただいた今回のメイン料理。
松茸の投じ蕎麦です。
たっぷりの松茸にシメジなどの雑キノコ。
他に雉肉、油揚、白菜などなど。
と、ここで初めて気がつきましたが、投じ籠を入れてる写真がない(笑)。
手タレはしましたが、写真を撮るのを忘れてました。
食べ方が気になる方は過去の記事をご覧くださいm(__)m
松茸はたっぷりありますが、椀に入れた者勝ちということで、
遠慮しつつもしっかり盛りましたよ(笑)。
これだけ食べていながらもまだ食べられるのは、鍋の美味しさもありますが、やっぱりお蕎麦が美味しいからでしょうね。
結局4人で東京で言う大盛りを3枚分ほど食べたでしょうか。
昨年までならお腹いっぱい食べた後は、グリンデルさんの部屋で酒盛りとなるのですが、新しいお店には宿がありません。
今回はグリンデルさんの紹介で、グリンデルさんから300mほどのところにある「みどのロッヂ」さんで宿泊です。
ご主人の「熊がでるから気をつけて帰ってね」との言葉にびびりながらも、真っ暗な道を歩いて帰りました。
「みどのロッヂ」さんでは・・・。
もちろん酒盛りです。
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