有名店の流れを汲む細打ちのお蕎麦。
沖縄のお料理を取り入れたメニューでした。
突然思い出して、松濤の「知花」さんに出かけてきました。
友人の「予約した方がいいよ」の言葉を思いだし、前日に予約しての訪問です。
京王井の頭線神泉駅から歩いて3分、開店時間ぴったりに到着です。
お店の入り口を開けるのに四苦八苦。
「引く」と書かれているのに意味を理解できてない私(笑)
なんとかドアを開け店内に。
カウンターと奥にテーブル席がありますが、見た感じ予約で埋まってる感じ。
用意されたカウンター席に座り、お酒をお願いします。
お酒と共に置かれたお水の中には丸い氷が入ってましたよ。
溶けにくくていいかな?
お料理は予約時に「6300円のおまかせコース」でお願いしてあります。
「これでしのいでて」と出して頂いたのは「からし菜と豆腐の炒めもの」。
要するに「からし菜チャンプルー」です。
「牡蠣みそ豆腐」。
食べる前に写真を撮ったつもりが、撮れてませんでした。
運良く食べかけを撮っていたので載せておきます。
牡蠣と味噌を練り合わせたものに醤油も入っているようですが、味噌っぽさはなくて、牡蠣の味が濃厚ですよ。
これだけを嘗めながらお酒が飲みたい。
「牡蠣とあおさのチーズ焼き」
あおさとチーズの組み合わせは初めて。
「スッポンのスープ」
「身を入れる?」と聞かれたので「もちろん!」とお願いしました。
実はスッポンは縁が無くて食べたことが無かったんですよね。
「スッポンの血のワイン割り」
「飲んでみる?」と聞かれたので、とりあえず飲んでみました。
特に生臭くも無く、ワインが入ってるけど美味しいとも思えず微妙。
やっぱり精をつけるとかの為に飲むのかな?
「沖縄セット」と名付けられた盛り合わせです。
ミミガー、テビチ、豆腐よう、手作り明太子、山クラゲ、サワラ、沖縄人参、生姜の大根巻き。
「蕎麦屋のかに玉」
ふわりとした玉子に琥珀色の餡。
その餡には蕎麦屋のダシでしょうか。
「焼き白子めし」
焦げ目のちょっとついた辺りが美味いですね。
とろけるような口当たりにちょっと芳ばしい香りが堪りません。
そして最後にお蕎麦です。
「ソーキそば」、「おろしそば」、「もりそば」の中から選べたのですが、わがまま言って「ソーキそば」、「おろしそば」の2つをお願いしちゃいましたよ。
まずは「ソーキそば」から。
沖縄そばにしては麺が細いなと思ったら、麺はお蕎麦でした。
これがほんとの「ソーキ蕎麦」か。
ダシの利いた汁が美味いですねぇ。
そして見事な細打ちの麺。
汁の絡みもよくてとても美味しいです!
そしてこちらが「おろしそば」。
やはり細打ちの麺が素晴らしい!
辛み大根も辛すぎず、バランスが取れてますよ。
最後はデザートで終わりです。
フィナンシェって仰ってたかな?
お酒も進んで3合目になったら記憶も曖昧(笑)
美味しいお料理を食べさせて頂いた「知花」さんですが、2月末で閉店だそうです。
だけど3月の2週目くらいまではお昼に蕎麦のみ提供すると仰ってましたよ。
以前から開店してたのを知っていたのに初訪が閉店寸前になるとは。。。
今度は沖縄でお店を開くそうなので、その日を楽しみにしたいと思います。
コメント
「知花」といい「仁行」といい、ほかにも名店の閉店が続いておりますが、いったい、蕎麦業界はどうなってしまうんでしょうか、おろおろ。
小島さん、ご無沙汰しております。
「知花」、「仁行」さんの閉店は残念ですね。結局「仁行」さんへは一度も行かないままでした。
> いったい、蕎麦業界はどうなってしまうんでしょうか、おろおろ。
大丈夫ですよ。近い将来の名店が続々と誕生してますから。