蕎麦 空

週刊文春 2010年12月9日号の「年越しに食べたい取り寄せの蕎麦」で4位にランクされたお店。
今年の2月に現在の場所に移転されたそうです。

今日は四日市へ来てみました。
お昼はお隣の鈴鹿にある「蕎麦 空」さんです。

自宅を改装したお店だそうで、2階にお住まいのようですが、生活感もなく雰囲気の良いお店です。

メニューはセットが充実。
「とろろご飯」や「鴨ご飯」、「カレーご飯」とのセット（1200円～1400円）や、平日のお昼限定の「そばランチ」（850円～950円）もあります。

しかし今日はこれ、「石びき無ふるい十割そば」（950円）を単品でお願いしてみました。

丸抜きを石臼で碾き、ふるいで篩うことなく打ったお蕎麦だそうです。
石臼で碾いて、砕け切れずにある程度取り除いてしまう甘皮やガクの部分も、すべて入っているそうですよ。

一般的な割り箸の先ぐらいの太さがあり、見た目にももっちりとしてそうですが、実際もっちりしています。
弾力を楽しみつつ、噛むごとに穀物系の甘い香りが広がりますよ。
薬味の他に塩も着いてきたので、塩をつけて食べるとよりいっそう広がって美味しいです。

お皿などは白で統一されているのですね。
食べ終わってから気がつきました。（笑）

最近、食欲が戻ってきたのか、蕎麦1杯ではちょっと物足りない私。
蕎麦湯を飲みながらメニューを見ていると、どうしても目がいってしまうメニューがあります。

「納豆そば」（900円）。

我慢は体に良くないと自分に言い聞かせ（笑）、お願いしてしまいました。

気になった理由は、蕎麦の上にかかっている白いもの。

卵白を泡立てたものがかかっています。（つまりメレンゲですか。）
白い雲から顔を出す太陽といった感じで輝く黄身。
納豆もたっぷり入ってますよ。

やっぱりこれは、かき混ぜて食べた方がいいんですよね。

で、かき混ぜてみたら、泡だらけになってしまた。
この泡が他にはない食感を生んでますね。
蕎麦を啜る音や口の中のあわあわ感がなんとも楽しいですよ。
でも、できれば汁を自分で調整したかったな。

ところで「蕎麦 空」さんのお蕎麦はお取り寄せもできるそうです。
週刊文春 2010年12月9日号の「年越しに食べたい取り寄せの蕎麦」で4位にランクされたそうです。
遠くていけないという方は、お取り寄せしてみてはいかがでしょうか。
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