日によって産地が変わる限定の十割粗挽き蕎麦がおすすめ。
秦野戸川公園前にあるので、公園の散策とともにどうぞ。
以前、愛知県在住の方から教えて頂いたお店『手打そば さか間』さんへやっと出掛けることができました。
町中にお店があるのかと思ったら、郊外の秦野戸川公園前にあります。
秦野戸川公園は丹沢から流れる水無川の自然を活かした都市公園で、川遊びやバーベキュー、野遊び、農作業体験などが楽しめます。
記念にパノラマ写真を1枚。。。
この周辺は古くから丹沢の登山口になっているらしく、登山者カードの投入箱がありました。
また、下山してきたらしい方々が登山靴の泥を落としてましたね。
さて、『さか間』さんに入ります。
合掌造りを思わせるような店内に入ると、11時を過ぎたばかりだというのに大勢のお客さんで賑わってます。
座敷に席が空いていたので、そちらに席を取り、早速メニューを確認します。
先ずは、「そば粉うす皮巻き」(650円)をお願いします。
そばクレープに特製蕎麦味噌と鴨を巻くのだそうですよ。
思っていたよりも具材が一杯です。
手前左から干瓢、ほうれん草、茗荷、蒲鉾です。
自分で巻いているということもあるのでしょうが、楽しくて美味しいんですよ。
貧乏性だからか(笑)、巻く具材が少なくて余りそう。
蕎麦味噌ははしっかり余ったので、チビチビ嘗めながらお蕎麦が来るのを待ってます。
お蕎麦は「限定粗挽き 田舎せいろ」(1050円)をお願いしました。
今日の産地は北海道黒松内産なのですが、品種は開田高原在来種だそうです。
長野県開田高原の気候と似た場所が、北海道黒松内町にあり、他の品種との交雑を避ける為に、奈川在来種より1ヶ月遅れで種を蒔いているのだそうです。
細打ちで、席が奥だったので薄暗くてかなり黒っぽく見えました。
玄蕎麦挽きぐるみで少しゴワッとした食感がありますが、弾力もあって、噛みしめるとじわりと甘みが広がります。
『さか間』さんでは日によって産地が変わるようです。
メニューに挟んであった産地の紙を見ると、「秋田県横手産 夏そば」「山形県米沢産 最上早生」「青森県八戸産 階上早生」「北海道黒松内産 奈川在来種」「長野県黒姫高原産 霧下蕎麦」「福井県大野産 早刈り蕎麦」「長野県白馬村 信濃1号」「山形県米沢産 でわかおり」「宮崎県椎葉村 椎葉在来種」等々。
見ているだけで嬉しくなるような産地ですね。
そばがきも食べてみたくなって「そばがき・あん」(450円)をお願いしてみました。
私、てっきりそばがきの上に和風出汁の餡がかかっていると思っていたのですが(笑)、あんこの餡でしたね。
でも甘いものも大好きなので、これはこれでOKです!
ボリュームのあるそばがきは、ねっとりとしていて舌がそばがきにくるまれそう。
香りが強くてそばがきだけで食べても美味しかったでしょうね。
上に乗っている餡はしっかりとした甘さがあって、これ一杯で甘味は充分満足です!
メニューをよく見たら、普通の「そばがき」(900円)もありました。
でも「そばがき・あん」の方がお得感たっぷりですよ。
何が違うのでしょうね。
上でズラズラと産地を並べて見ましたが、他にもまだ紙がありましたよ。
食べたことのないものもあるでしょうから、日を変えて違う産地の時にまた食べに行きたいですね。
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