美味しい手碾きざるのお店。
民家を改装したお店も素敵です。
折角、秦野市まで来たのですから、もう一軒ぐらい食べに行こうかと携帯で検索。
現在地から余り遠くない『手挽き くりはら』さんへ寄って見ることにしました。
カーナビに住所をセットし、指示通りに車を走らせると、着いたのは普通の住宅でした。
「店じゃ無いぞ!」と思ったときに、この立て看板が目に入りました。
ここに着くのは私だけじゃないんですね。
看板の通りに進むと素敵な外観のお店が現れましたよ。
店内は古民家の壁を取り払ったような作りになってます。
何処かから移築してきたのかと思ったら、祖父母の暮らしていた民家をお店として再生したんだそうですよ。
明るくて庭もきちんと手入れが行き届いていて、居心地の良い素敵なお店です。
「ちょっといいお店に来たんじゃない?」と嬉しく思いながらメニューを見ます。
そこにもまた嬉しい文字が・・・。
「手碾きざる」(900円)
他を見る必要もなく、これに決定です。(笑)
お蕎麦を待つ間に出された、お茶とお漬け物。
私の好きな浅漬けで、大根がなんともいい味です。
ちょっと箸が止まらなくなりそうで、蕎麦を食べる前だから押さえて押さえて・・・。
さぁ、お蕎麦が来ましたよ。
今日のお蕎麦は福井県産だそうです。
通常の「せいろ」(840円)は新潟県産なのだとか。
淡いベージュ色に白い粒々がぎっしり入って見える粗挽きのお蕎麦。
やや太めで歯を押し返すような弾力がありますが、最後はぷつっと歯切れがよですよ。
お蕎麦の豊かな香り、噛む程に溢れてくる甘みがいいですねぇ。
盛りもよくって、食べ応えもありますが、香りにつられてあっという間に食べ終わっちゃいました。
いつもならもう一枚食べようかと思うところですが、今日はここまで。
本当は自家自然栽培で豊作の為に奉仕価格になっているという「辛味おろし」(通常:1050円)も食べたかったのですけどね。
サービスで頂いた煮豆と昆布。
豆の味が美味しくて、お土産に持って帰りたい。。。
別製のとろりとした蕎麦湯を飲みながら、梁に張られたメニューを眺めていると私の心を動かす物を発見!
「丹沢の鹿刺し」(700円)
悪い物を見てしまいました。(笑)
今日は「手碾きざる」だけで終わりのつもりだったのに、「丹沢の・・・」の文字が頭から離れないのです。
色鮮やかな鹿肉は半解凍の状態。
テーブルに届いてからも少し待って食べ始めました。
しかし、お酒も飲まずに鹿肉を食べるなんて・・・。(笑)
鹿肉食べるなら蕎麦を食べろよという声が聞こえてきそう。。。
コメント
神奈川はなかなか行く機会がないのですが、今年は少し行ってみたいです。
今年の年初の目標が「東の蕎麦屋さんを巡る」でしたから、目標通り東を食べ歩いてます。
神奈川も美味しいお店が多そうですよ。
蕎麦美味しかったです。お店の中の飾りものもアンティークで雰囲気が大変よかった。レジ横のコーナーにはおいしいものを販売されていて、そこでスイスのミルクチョコレートを購入、480円と高かったのですが、それが大変美味しく、帰ってから海外チョコにはまりました。しかしこのチョコよりおいしいものにまだ巡り合えない。値段も高くないこともわかりました。また行きたいお店です。
小松武志さん、初めまして。「くりはら」さんへは何度か寄ってますが、チョコレートには気がつかなかったですね。私も今度買ってみます。