美観地区にある手打ち信州そばのお店。
倉敷では40年以上になる老舗です。
倉敷にやってきました。
雨が降ってますが、それでも観光客が多いですね。
途中は美観地区周辺は渋滞しますし、駐車場が満車でね。
倉敷駅の近くでやっと車を止められましたよ。
観光客が多すぎて見学する気にもなりませんが、路地を覗くと観光客もいなくて雰囲気のいいところがありましたよ。
その美観地区のなかでも人気のエリア、大原美術館の近くに”あづみ”さんがあります。
お昼を少し過ぎた時間ですが、観光客が多いのでお店もお客さんで一杯です。
少しだけ待って席へ案内されました。
メニューを見ると冷たいお蕎麦の先頭には「当店名物 山芋そば」(1000円)と有りましたのでお願いしてみました。
さらに岡山では珍しいと思われる「おやき」(300円)もお願いしました。
ところが「おやき」が蕎麦より先に運ばれてきたので、熱いうちに食べてしまうことにします。
これがまた嬉しいことに超熱々で、半分に割るのに苦労しました。(笑)
中は野沢菜がぎっしりと詰まっていましたよ。
もう少し野沢菜の塩分や酸味があったほうが好みかなぁ。
でも久しぶりの「おやき」は美味しかったですよ。
お蕎麦を待っている間、あれこれ見ていたらお店の略歴が書かれていたのを見つけました。
“あづみ”さんは昭和30年代前半まで長野県松本市でお菓子屋さんをされていたそうです。
そこで信州内藤流蕎麦打ちを習い、お蕎麦屋さんを開業されたそうです。
「おやき」があるのもそのためですね。
その後、昭和41年に大原美術館の大原總一郎さんのご好意で現在の場所に移転したそうです。
さて、運ばれてきたお蕎麦は真っ黒なもの。
香りは控えめで独特の食感がありますが、ふわっとした山芋に絡めてたべると美味しいですよ。
量は標準的ですが、山芋のおかげでスッと食べてしまいます。
「大盛り」(+150円)もやっていますので、お願いすれば良かったかな。
平日はともかく、土日のお昼時は混雑が予想されますので、早めに入った方が良さそうですよ。
美観地区の観光と一緒にどうぞ。
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