豊後高田産の蕎麦粉を使ったお蕎麦が食べられる、豊後高田手打ち蕎麦認定店。
お店は国宝 富貴寺のとなりにあります。
大分の『よし松』さんから「美味しいから行ってみて。」と言われて、ついでがあったので寄ってみました。
場所は国宝 富貴寺の直ぐ隣。
というか敷地内だそうで、ご主人は跡取り住職だと聞きましたが・・・。
何ともありがたい。。。
隣が富貴寺だけに、観光バスが来たら混雑するのかもしれませんが、訪れたとは先客もなく、静かでよかったですよ。
メニューには「和風御膳」(1050円)や「おもてなし御膳」(2100円)といった食べてみたくなるセットメニューもありましたが、何故かお蕎麦は「乾麺」と書いてあります。
「和風そば御膳」(1400円)や「おもてなしそば御膳」(2450円)の手打ちそば付きがありましたが、こちらは二八蕎麦。
ということで、十割蕎麦である単品の「せいろそば 中」(800円)に「地元野菜の天ぷら」(400円)をお願いしました。
天ぷらを揚げる油の音をBGMに、窓の外の蓮をボケッと眺めて待っています。
「お待たせしました。」の声にちょっとドキッ。
意識が無かったのでしょうか。(笑)
お蕎麦はもちろん豊後高田産です。
暗い黄が緑色がかったような色合いは、韃靼蕎麦を思わせるような感じ。
正直なところ豊後高田産ですから、余り期待はしてなかったのです。m(_ _)m
ところが一口食べてみてビックリ!
穀物の香りが広がり、噛む程に甘味がでてきますよ。
蕎麦湯を運んできてくださったご主人に、豊後高田産かどうかを確認しちゃいました。(笑)
あぁ、汁いらない。
大盛りにしておけばよかった。
などと思いつつ、あっという間に食べ終わっちゃいました。
天ぷらは地元の新鮮な野菜を使っているそうで、南瓜、薩摩芋、茗荷、ゴーヤ、牛蒡、茄子などが入ってます。
衣は厚めですがカラッとサクッと揚がっていて食べやすい。
野菜の甘味が程よい感じで、飽きの来ない美味しさですね。
ところで富貴寺ですが、私は何度も拝観に訪れています。
上の写真は2年前の12月初旬頃に撮影した物。
美しい姿をした阿弥陀堂ですよね。
今年は銀杏の葉の付きがいいそうですから、秋には綺麗な紅葉がみられることでしょう。
『路邨』さんのお蕎麦を食べる為にも、また訪れたいですね。
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