蕎麦人掲載200店舗目の記念すべき食べ歩きは、浅草の尾張屋さんです。いつもなら冷たい蕎麦しか食べない私ですが、今日は温かい蕎麦をいただきました。
久しぶりの雷門をしばし見物して、200m程西へ歩くと丼からはみ出るほどの海老天で評判の尾張屋さんがあります。
開店時間に3分ほど遅れて店内に入ったのですが、なんと既にお客さんで一杯です。
相席をお願いして何とか席を確保しました。
明治3年創業の老舗であるこちらのお店は海老天が大きいことで評判で、今日はネットで見た写真のインパクトに惹かれて来てしまいました(笑)。
「天ぷらそば」(1300円)と「上天ぷらそば」(1800円)のどちらが表のサンプルだったのか見落としてきたので、恥ずかしながらお店の人に聞いてみると「天ぷらそば」だとのこと。
いや~。実物を見ると写真で見たよりも大きい感じですね。
天ぷらを食べきれるか心配になりましたが、胡麻油で揚げたという海老天は衣で肥大化しているわけではなく、先の方まで海老があります。
天つゆを吸った衣がまた美味しいんですよ。
たっぷり汁を吸った衣を後で食べるように残しておいたりして。
麺は細めで、たぶん白っぽいお蕎麦。
汁で色が黒っぽく色が付いているので何ともいえませんけね。
真夏の暑いお昼に、熱々の蕎麦をフーフーいいながら食べていますが、よく効いたエアコンが助かります。
待ってる間は効き過ぎじゃないのと思っていたんですけどね(笑)。
周りを見てみると天丼を頼まれている方も多数いらっしゃいます。
「上天丼」(1900円)もありますが、「天丼」(1400円)の丼からはみ出した海老の迫力がいいですね。
今日はもう食べられませんが・・・。
でも、どうしても気になったのが「冷やしきしめん」(700円)。
暑い中歩いてきて熱いものを食べたので、なおのこと冷たそうに見えるきしめんに心を惹かれました。
ということで冷やしきしめんを頼んじゃいました。
この大きな氷に盛られたきしめんが冷たくて美味しそう。
と思ったら残念ながら見た目のインパクトとは違い、あまり麺が冷えていないのとコシがイマイチ。
そして江戸前の汁にきしめんは合わないですね。
辛すぎて汁につけられないですよ。
しかし江戸の浅草できしめんっていうのは、屋号に関係があるのでしょうか。
コメント