手挽きあり、変わり蕎麦あり、美味しいお店でした。
この日は時間があったので、以前から行ってみたいと思っていた「蕎遊庵」さんに寄ってみました。
織姫神社内にあると聞いていたものの、場所がよくわからないので、麓の駐車場に車を止めて、参拝を兼ねて登ってみました。
麓の鳥居から境内までは階段が229段あるそうですよ。
夏に富士山へ登ったパワーがあれば229段なんて楽勝!
と、思ったけれど、なかなか足が上がらず、息を切らして境内までの残り75段。
そして残り38段というところで左手に「蕎遊庵」さんがありましたよ。
とりあえず織姫神社に参拝して、「蕎遊庵」さんに突入です。
店内には先客が何組か。
皆さん手前のテーブル席でしたので、奥の小上がり席を取ります。
窓の外には足利市街が見えますよ。
お願いしたのは、以前食べに行った人から聞いていた「石臼手挽きそば」(750円)。
手間がかかっているのにお値打ちな価格です。
ほんのりと蕎麦の香りが漂い、噛めば蕎麦の甘味が口いっぱいに広がる美味しいお蕎麦!
コシも程よく汁無しでいけますが、その汁も美味い!
「おっ、辛いねぇ」と思っていると出汁の香りと甘味が広がってきますよ。
ちょっと好みな、いい汁ですね。
「石臼手挽きそば」は打っていないときもあるようなので、確実に食べたいときは事前に確認を。
(後日食べに行ったときは打ってませんでした。)
「石臼手挽きそば」一杯では食べ足りなかったので、「季節の蕎麦 冷やかけ」(800円)もお願いしてみました。
暑い季節だけの限定そばのようですよ。
夏の野菜たっぷりのお蕎麦。
大葉、オクラ、インゲン、油揚げ、茗荷、枝豆などなど。
彩りや野菜の種類が凄いので、反対側からも撮ってしまいました。
南瓜、ズッキーニ、大根おろしなどなど。
「よく混ぜて食べて下さい。」との事でしたので、仰せの通り混ぜてみました。
一口食べ、噛む毎に次から次へと、野菜や天ぷらの味など出たり隠れたりしてます。
なんとも楽しいお蕎麦ですよ。
これはまた食べに来たい。
でも限定なんで、次は来年かな?
ところで「蕎遊庵」さんのご主人は一茶庵の片倉康雄さんの最後の弟子と呼ばれているそうですよ。
蕎麦道具の製作で交流が始まり、打ち方は病床の片倉康雄さんから教わったのだとか。
そのためか、店内には蕎麦道具が沢山展示してありましたね。
後日、「十割そば」(700円)と「季節のそば ゆず切り」(700円)も食べてみました。
「十割そば」は「石臼手挽きそば」よりさらに香り控えめ。
珍しく変わり蕎麦を食べてしまいました。
「季節のそば ゆず切り」思ったより柚の香りが強くないです。
でも、食べ進めていくとしっかりした香りに変わっていきますね。
次回は温かい蕎麦も食べてみます。
コメント
私はこの上の織姫山荘にある伊とうさんに行ってみたいです。
Z33さん、情報ありがとうございます。ガレットを食べてみたいです。
近日訪問してきます。