創業540年以上の老舗お蕎麦屋さん。
老舗好きとしては一度は行ってみたいお店でした。
京都御苑近くで創業が寛正6年(1465年)というから、応仁の乱の2年前に創業したという超老舗。
元々はお菓子屋さんだったけど、当時はお菓子屋さんが蕎麦を食べさせることが多く、江戸時代には御用蕎麦司をつとめたそうですよ。
今でも店内では和菓子の販売もしています。
店内では主に2階が客室です。
1階にもテーブル席と小上がりがちょっとだけあります。
今回は1階の小上がりに席を取りました。
メニューを見て、「京都だからにしんそばかな。」なんて思っていると、名物「宝来そば」(2100円)なんてのが有ります。
お店の方に聞いてみると店内にサンプルが展示してあるとか。
サンプルを見て「宝来そば」に決定!
で、こちらがその「宝来そば」です。
今回は何故かどの写真も手振れになってます。(すいません。)
「宝来そば」は、割子のような器盛られたお蕎麦に好きな具材を乗せて食べます。
具材は錦糸卵、椎茸煮、胡麻、山葵、海老天、海苔、おろし、葱が盛りつけられています。
お蕎麦は超手振れ。m(_ _)m
香りは控えめ、標準的な太さでコシのよいもの。
蕎麦は北海道音威子府産、つなぎには小麦粉のほかに山芋粉も使っているようです。
さぁ、あれこれ盛りつけてみました。
盛りすぎ?
いえいえ、これぐらい盛らないと、5段の割子では具材が余ってしまいます。
これに北海道利尻産昆布や目近、うるめ、鯖節などで取った出汁を合わせた蕎麦汁をかけていただきます。
5段なんてあっという間ですよ。
追加の割子が欲しいくらいです。
ところで『尾張屋』さんは甘味も充実してます。
「蕎麦白玉ぜんざい」(525円)や「蕎麦わらびもち」(315円)、「ところ天(亀山)」(525円)、そして店頭販売している「そば餅」や「蕎麦板」を盛り合わせた「名物そば餅・蕎麦板 盛合せ」(210円)も食べられます。
甘い物好きとしては是非食べたいところですが又の機会に。
写真も手振れだったし、また近いうちに伺います。
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