ミシュランの2010、2011と星1つ獲得しているお店。
お蕎麦もいいですが、料理も美味しいですよ。
ミシュランで星を取ると混雑するから行くことは無いだろうと思っていたのですが、大阪へ出掛けるついでに寄ってしまいました。(笑)
並ぶのは嫌なので予約を入れたのですが、ついでに予約が必要な「おまかせ蕎麦コース」(4200円)もお願いしておきました。
予約した時間は開店時間の11時30分。
ピッタリの時間でお店に入りますが、わずかの差で1番を2人組の女性に取られてしまいましたね。(笑)
席に着くとノンアルコールビールが有るか聞いてみたのですが、置いてないとのこと。
代わりに「ペリエ」(400円)を頂きました。
料理が来るまで周りを見ていましたが、以外とお客さんがいないな・・・と思ったらテーブル席はすべて予約済み。
カウンターも半分は予約で埋まってましたよ。
その予約席も12時前までにはお客さんが入り、入り口には順番待ちが2組いましたね。
やっぱり凄い人気のお店ですね。
さぁ、最初の料理が運ばれてきました。
メニューには「そば寿司」とだけ書かれていましたが、つけ合わせに「京鴨ロース煮」、「秋刀魚の鞍馬煮」、「柿としめじの白和え」がありました。
(メニュー名を言われたのですが覚えきれませんでした。多分こうだろうと思います。)
口の中でほろほろと崩れてく「そば寿司」はほんのり酢の香りがしました。
真ん中に干瓢が入ってましたが、関西でも食べるんですね。
一番美味しかったのが、柿とシメジの白和え。
クリーミーで美味しかったのですが、乳製品の味がした(気がした)ので聞いてみたところ、チーズを使ってるとのこと。
続いて「きのこのそば米リゾット」です。
つけ合わせには「栗と京赤地鶏のうま煮」(多分そう言ってたと思う)。
このリゾットがメチャウマ。
そば米のプチプチとした食感もいい感じです。
こういうのは女性にうけるでしょうね。
そういえば店内のお客さんも女性が多いような・・・。
そして茸もたくさん入ってましたよ。
私が見て分かったのは栗茸、ほうき茸、しめじだけ。
聞いたら他にも金茸、かのしたが入ってるそうです。
いずれも岩手県九戸産の天然ものだそうです。
「栗と京赤地鶏のうま煮」(多分そう言ってたと思う)の栗や里芋がホクホクして美味しい!
銀杏のほろ苦さが好きですよ。
そして「六白黒豚の蕎麦饅頭」です。
蕎麦饅頭の表面を見ると星が散っていて、一瞬そばがきかと思いましたが、ちゃんと饅頭でした。
超熱々で半分に割るのも大変ですよ。
半分にしてみると、中には六白黒豚の餡がたっぷり。
ちゃんと味わって食べなきゃと思いますが、猫舌なものですから・・・。(笑)
そしていよいよメインのお蕎麦です。
お蕎麦は「ざるそば」か「かけそば」がえらべます。
また、差額で他のお蕎麦にも変更が出来ます。
お蕎麦は茨城県三和町の契約農家で無農薬栽培された玄蕎麦を100%使用しているそうですよ。
麺は粗挽きの十割蕎麦なのですが、これは細いですよぉ。
ところが口に入れると見た目とは違って野趣溢れる香りがドーンと来ましたね。
ほんのりとぬめりを感じるところも私好みです。
できればもう少し長いと嬉しいなぁ。
汁はやや濃い口で甘め。
蕎麦猪口がよく冷えてました。
でも、汁はほとんど使わなかったですけどね。
最後はデザートで、「仁挽き 杏仁豆腐」または「そば白玉入りぜんざい」が選べます。
今回は「仁挽き 杏仁豆腐」をお願いしました。
杏仁豆腐は大好きなんです。
ここまでお料理には蕎麦が何某かに使われてましたが、「杏仁豆腐はどうなの?」と思ったんです。
ところが上に掛かっているのは「蕎麦蜜シロップ」だそうですよ。(笑)
トロトロの杏仁豆腐に満足して席を立ちましたが、もうちょっと他のメニューも食べてみたかったような・・・。
また来ることにします。
店内には2組の順番待ちがいましたが、外に出てびっくり。
行列が出来てましたよ。
お出かけの際には予約した方が良さそうですよ。
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