グリンデルさんから暫く閉店すると聞いて、食べに出かけてきました。
丁度、キノコのシーズンですしね。
国道158号の道路改良工事のため立ち退きが決まった「グリンデル」さん。
昼間の営業は11月中旬まで、宿泊は年内受け付けると仰ってましたが、お店までご確認下さい。
今回は最後の宿泊とシーズン終わりかけの松茸を食べに出かけてきました。
本当は人数を集めないと食べられない「とうじ蕎麦」。
急だったので同行者を集めることができず、「とうじ蕎麦」をあきらめたのです。
しかし、ご主人から「仲間の会合があるから入るかい？」とのお誘いを受けてよろこんで出かけてきましたよ。
初めてお会いする方達かと思ったら、以前にもお会いした方もいらっしゃり、ちょっと安心。
岩魚の塩焼をつつきつつ、まずはビールで乾杯。
そこへ運ばれてきた焼きたての「うしびて」。
ちょっと烏賊焼きにも見えなくはないですが、これはきのこです。
一般的には「クロカワ」というそうですが、松本地方では「うしびて」と呼ぶとか。
ちょっと苦みがあってお酒にぴったり。
松茸のお刺身。
こうなってくるとお酒が欲しくなりますよね。
お酒に生の松茸を入れた「松茸酒」。
お酒よりも松茸の香りが強いです。
さらに猪口にも松茸を入れていただいて・・・。
この他にホンシメジを入れた「ホンシメジ酒」もいただきました。
さぁ、今日の私の中の主役たち。
沢山の松茸とホンシメジやナラタケなど、ご主人が採ってきたキノコです。
松茸は分厚く切って鍋に入れます。
雉子で出汁を取った鍋。
松茸は一度に全部は入れず、都度投入していきます。
まずは松茸とホンシメジをいただきます。
その後はとうじ籠にお蕎麦をいれて鍋の中へ。
適当に温めたら椀に移します。
この日のお蕎麦は奈川在来だそうですよ。
どこかから「松茸で蕎麦の香りがわからいだろ。」との声が聞こえてきますが（笑）、いいんです！
あぁぁぁっ、贅沢な一杯だなぁ。
去年は松茸が不作で食べられなかったからね。
来年は・・・。
グリンデルさんの再開は別の場所にお店を移して、宿泊なしの食事のみで予定しているそうです。
再開の時期はまだ不明。
再開を楽しみに待ってます！
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