蕎麦切り 重娯（じゅうご）

宇佐にあった『蕎麦切り 重娯』さんが大分市の県庁近くに移転しました。
追記—再度元の場所へ移転されました。

蕎麦もいいですが、日本酒も楽しめますよ。

『蕎麦切り 重娯』さんが宇佐にあった頃は5・6回は寄ったでしょうか。
ただし昼のみ。
夜に出掛けるにはちょっと難しかったですね。

ところが10月頃に大分市の県庁近くに移転されたのだとか。
これは機会を見て出掛けなくちゃね。

ということで『重娯』さんにやって来ました。

新しいお店は入り口近くが蕎麦打ち場になっています。
蕎麦打ちの体験もできるそうですよ。

お店の奥にカウンターと小上がり、宇佐のお店のような雰囲気ですね。

カウンターに座り「お薦めのお酒は何ですか？」と尋ねると、ずら～っと並べてくれました。

燗酒がお薦めのようですが、まずは冷やでいただきます。

島根県出雲市のお酒「天穏 純米吟醸」をいただく事にしましたよ。

本当は燗にしたほうがいいそうですが、どちらかというと冷やが好きなので。
香り強めなお酒と言うことでチョイスしてみました。

肴は・・・、メニューの中から「いたわさ」（300）をお願いしてみましたが、この日は切れているとのこと。

代わりに出していただいたのが「玉子の粕漬け」。

これが酒粕の味が中まで染みていて美味しい！

「カマンベールチーズを漬けたのもありますが・・・。」というので、それもお願いしてみます。

これがメチャ美味い！！
巨峰のような味。
ほのかな甘みと適当の酸味があって美味しいんですよ。

1ヶ月くらい漬けるそうですが、酒粕によって味が変わるんだろうなぁ。

「この酒粕を取り寄せることもできますよ。」とも仰っていただきましたが、自分では作りません（笑）。

「もろきゅう」かと思ったら、添えてあるのは「鳥味噌」でした。
この鳥味噌がお酒に合いますね。
どんどん進んじゃいますよ（笑）。

「にごりの燗もいいですよ。」と仰るので、いただいてみました。
銘柄を忘れましたが、天穏のにごりだったような気がします。

冷やで一口いただきましたが、辛口のお酒。
にごりを燗で飲むなんて初めてですが、辛さが抑えられて飲みやすくなります。
これもクイクイいっちゃって危ないですねぇ。

飲み過ぎました。
お酒が危なすぎるので、そろそろ逃げ出さなきゃ（笑）。

お蕎麦は「せいろ」（750円）が終わってしまったということなので、「田舎」（750円）をいただきました。

お蕎麦は茨城県産の常陸秋そば。
森ファームさんから丸抜きを取り寄せ、手挽きだそうです。

ほんのりとした蕎麦の甘味と香り、さっぱりとして邪魔をしない汁も美味しいですよ！
やや太めの二八のお蕎麦です。

十割も打っているそうですが、こちらは前日までの要予約です。

いつも冷や酒を飲んでいますが、燗もいいなと。
次回はご主人お薦めの燗酒をいただきに出掛けて見ましょうか。