1年ぶりにグリンデルさんへ茸の投汁蕎麦を食べに出掛けてきました。
やっぱりグリンデルさんの蕎麦は美味い!
今年に入ってから何回か蕎麦人ツアーを開催していますが、今回は第?回目のツアーです。
秋ですからやっぱり茸が食べたいということで、投じ蕎麦ツアーとなりました。
募集人員は5名、あっという間の満席です(笑)。
当日は偶々松本城で蕎麦祭りが行われていたので、見学をして、乗鞍で温泉に入ってからグリンデルさんです。
着いて一息入れたら宴会ですよ。
まずはビールで乾杯!
走り回った疲れも吹っ飛びますねぇ。
最初のお料理は5点盛り。
ウシビテ、伽羅蕗、行者ニンニク、焼き鯖寿司、山独活の酢漬けです。
ウシビテはクロカワというキノコの別名です。
ほんのりと苦みがあってお酒が進みそう。
伽羅蕗は山椒のみが沢山入っていてしびれる~っ。
焼き鯖寿司は市販品と違って鯖がとろけるようです。
山独活は塩漬けにした物を酢漬けにしてますが、独活の香りが素晴らしい。
香りのよい行者ニンニクと合わせて日本酒と共に食べたいところですね。
ご主人が1時間も山を歩き回って探してきてくれた松茸。
親指ほどの大きさですが、スライスしてお刺身でいただきます。
今年は雨が降らず、茸の出がよくないんだとか。
他の茸も探し回って集めてくれたものです。
私たちの為に本当にありがたいことです。m(__)m
茸のおろし和え。
じこぼうとおろしを和えたもの。
じこぼうは私も採りに行きますが、アミタケとの見分けがイマイチわかんないんですよね(笑)。
大きくて立派な岩魚の塩焼きですよ。
自前の水槽に生かしておいた岩魚だそうです。
岩魚の卵を発見!
しかしほんの少しです。
残りはどこへ行ったの?
と思ったら醤油漬けになって登場です!!
これは珍しいものをいただきました。
お酒が欲しい!
煮物にはウシビテ、蕨、油揚げ、厚揚げ、じゃがいも等が入ってます。
沢山の蕨の食感がいいな。
食べ慣れているのでホッとするものがあります。
馬肉です。
この馬肉がとっても柔らかいんです。
お酒が呑みたい!!
そしてウシビテが再び登場です。
ほんのりと苦みが・・・。
やっぱり日本酒が飲みたい!!!(笑)
何故か今日はみんな、お料理に夢中で日本酒を飲みたいと言わないんですよね(笑)。
しかたなく私が声を上げましたよ(笑)。
いただいたのは「佐久の花 山田錦 純米 熊本酵母」。
ここまでお料理にはあまり手を付けず、我慢してたんですよね(笑)。
お料理だけでなく蕎麦談義でも盛り上がっているところへお蕎麦の登場です。
つけ汁は無く、塩でどうぞとのこと。
まずは奈川在来です。
香り控えめで透明感のある粗挽きのお蕎麦。
さすがに仲佐さんの雰囲気によく似ています。
2つめは祖谷在来です。
こちらは香りが豊かですよ
今年もお目にかかれました。
蜂の子です。
やっぱりこれを食べなきゃグリンデルさんに来た気がしない(?)
味付けもあるのでしょうが、この濃厚な味は蟹味噌に似てるなと。
蜂の子も昔は恐る恐る食べてましたが、しっかり味わえるようになりましたよ(笑)。
さぁ、本日のメイン料理の登場です!
茸はじこぼうがたっぷり入り、青いのは稲核菜、油揚げや白菜なども入っています。
そしてダシは雉肉で取っているんですよ。
竹の籠に奈川在来のお蕎麦を入れて鍋の中へ。
しゃぶしゃぶというよりはしっかりと煮た方が美味しいですね。
加水少なめで強く捏ねられた蕎麦は、少し長く茹でられたぐらいではふやけませんね。
雉のダシが蕎麦によ~く絡んで、とっても美味しい!
食べ過ぎなぐらいにお料理をいただき、お酒も1升瓶を空にして、そろそろお開きのようですよ。
大きな種なしの巨峰をいただき、余韻に浸ります。
しかしここはオーベルジュ。
帰る必要は無いんです。
夜は長いので部屋に戻って2次会です(笑)。
まだまだ蕎麦談義は続きます。
コメント
これは呑みたくなる様なメニューばかりで…(^.^)
marshさんの記事を見て、岐阜で
へぼ(蜂の子)私も体感させていただきました(笑)
こちらのはかなりレア系ですね♪
yasuさん、こんばんは。今回のは幼虫にしては少し大きめですが、以前は芋虫のような「黄色スズメバチ」の幼虫と「黄色スズメバチ」の親を素揚げでいただきました。慣れて何とも思わなくなってきましたが、ふと我に返ると怖いものがありますね(笑)。