店、テーブル、椅子・・・手作りのお店。
もちろん蕎麦も。
個性的なお店は驚くことが多いです。
『夢の笛』のご主人から「食べに来て!」とのメールを頂き、いつか行ってみようと思っていたら、思いがけず機会ができました。
でも、あまり時間が取れなかったのが残念。
お店の外観も個性的で独特の雰囲気がありますが、店内もまた凄い!
BGMにはフォークが、壁面にはご主人手作りの人形や蔵の模型が並びます。
蕎麦屋じゃ無いみたいだなぁ・・・って、元々はコーヒー専門店のようだし。。。
なんとも個性的なお店です。
席に座り、メニューを見ますが、「十割そば」(500円)が目に付いたのでお願いしてみました。
お蕎麦は注文を受けた後に打ってくれます。
打つところを見学しましたが、打ち方も道具も個性的。
もしかしたら道具も手作りかな?
水回しは竹製のトングのような形をしたものを使ってましたね。
切る際の包丁は蕎麦切り包丁ではなく、普通の包丁?(包丁の種類がよく分かりません^^;)
切り方は包丁で鞭打つようなイメージでしたね。
そんな切り方ですから、切り幅は揃わないと思ってましたが、その通りに乱切りです。
極細から1cm近くのものまでバラバラです。
しかし口に入れると極細のお蕎麦を食べているような口当たり。
幅はあるけど薄いからでしょうか?
ほんのりと蕎麦の香りと口当たりのよさで箸が進みます。
蕎麦は信濃町で栽培しているそうですよ。
汁は市販品に手を加えたものだそうですが、あまり使わないうちに食べ終わっちゃいました(笑)。
こちらは金時草のお浸し。
加賀野菜の金時草を食べられるとはね。
これはサービスして頂けたのかな?
蕎麦汁だそうです。
ちょっと驚きのお蕎麦だったので、メニューをもう一度見てみたら、種類の多さに再び驚きです。
種類といっても種物じゃないんです。
八割そば(400円)・・・二八蕎麦
十割そば(500円)・・・この日食べたお蕎麦
山そば(550円)・・・オヤマボクチ蕎麦
海そば(550円)・・・布海苔蕎麦(へぎそば)
更科そば(600円)・・・更科
更科そば海御前(650円)・・・更科で作る布海苔蕎麦
更科そば山御前(650円)・・・更科で作るオヤマボクチ蕎麦
石臼そば・・・手挽き蕎麦、自分で挽くことも可
蕎麦のオールキャストって感じでしょうか。
更科の布海苔とかオヤマボクチを食べてみたい。。。
そしてコーヒーです。
原始珈琲と名付けられたコーヒーをいただいてみました。
普段、コーヒーを飲まないのでよく分かりませんが、こんな飲み方は初めてです。
メニューには「原始コーヒーはなぜうまい?」と題して書かれていました。
1.毎日手焙煎している(豆が新しい)
2.焙煎は浅煎り半分、深入り半分のミックス
3.叩き割った珈琲豆は細胞膜で割れているから余計なものは抽出されない。
・・・以下略
ご主人から「今、豆を冷ましているから、ちょっと待っててください。」と声を掛けられましたが、今煎ったということなんでしょうね。
見た目は紅茶のような色合いですが、香りはコーヒー。
なんとも楽しい時間を過ごさせていただきました。
お陰でちょっと時間が厳しい・・・(笑)
また出掛けて見たいお店ですね。
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