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そば処 遊

新宿区
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以前から行ってみたいと思っているうちに、閉店が決まってしまった「遊」さん。
運良く機会ができたので出かけてきました。

さて今回はブログ友達と久しぶりの飲み会です。
いつもの「もりかもかしわの蕎麦行脚(^^ゞ」のryuさん、「そばにArt」の25¢さんと、初めてお会いする「江戸ソバリエ プランツのしみじみブログ」のプランツさん、そして「つれづれ蕎麦」のyukaさん。

お店は25¢さんにお願いして、7月に閉店される「遊」さんです。

蕎麦

大江戸線の落合南長崎駅でryuさん、25¢さんと待ち合わせをして「遊」さんへ。
看板は見つけましたが、お店が無いなと思いつつ奥へ入っていきます。

蕎麦

突き当たりを左に見ると、古い民家のお店「遊」さんです。

店内は居間に置かれた席の他に、縁側にもこたつが置いてあり、そこで星を見ながら呑むこともできます。
こたつ席は1組4名までとのことなので、私たちは居間の席へ。

蕎麦

まずはハートランドで乾杯!
遅刻しないように焦ってたので喉がカラカラです。
写真撮る前に飲んじゃいましたよ。

蕎麦

まずは「前菜盛り合わせ」。
左から「蛍烏賊と生姜の佃煮」、「自家製アンチョビと豆腐」、「小松菜の塩麹ナムル」に、「自家製マヨネーズのポテトサラダ」、「じゃこ山椒」。
いきなりお酒が欲しくなってきました(笑)。

蕎麦

庭に夏みかんの木があるのですが、そこに実った夏みかんをドレッシングにしたサラダです。
「遊」さんで使用している野菜類は、ほとんどが有機栽培のものだそうです。

蕎麦

こちらがその夏みかんの木。
まだまだたくさん実が付いてましたよ。

蕎麦

こちらは湯豆腐。
葱と豆腐だけのシンプルなもの。

蕎麦

醤油でいただきましたが、こんなシンプルな湯豆腐、好きです。
やっぱり湯豆腐はこうでなくっちゃね。

蕎麦

「自家製干物の炙り焼き」はハタハタとカジキの血合いの2種。
手間のかかった干物は、噛めば噛むほど味が広がってきます。
お酒が進む一品。

今日は少なめでお願いしてあるので2種ですが、他にも用意があるようですよ。
食べる余裕があれば、お願いしてみたいものです。

蕎麦

ここで箸休めに蕪の香の物。
これでまたお酒が進んじゃうのが悲しい(笑)。

蕎麦

甘さ控えめな「出汁巻き」。
卵は放し飼いにした鶏の自然卵。
ふわっとしていて出汁で玉子が引き立ちますね。

蕎麦

「藁焼きの鰹のたたき」は藁で燻された香りがたまらないです。
その美味しさにもっと食べたくなるところですが、そろそろ〆の蕎麦です。

蕎麦

お蕎麦は長野県の奈川産。
盛りは東京の一般的な量でしょうか。

蕎麦

全体的に細めで(時々幅がやたらと広いのが入ってるのはわざとかな)短め。
粗挽きなのでこれだけ細いとよく切れるのかなと。

コシが強いというか固いですが、香り甘み共に十分にあってとても美味しいお蕎麦です。

蕎麦

デザートは欲張って2種類いただきましたよ。
お酒もいいけど甘い物もね♪

一品目はいつも作っているわけではなさそうな「くるみのタルト」。
女将さんの3月28日のブログでは「そばの蜂蜜を使った・・・」とありましたが、これもそうなのかな?
ふんだんにクルミが使われていて、これだけでもお腹がふくれそう。

蕎麦

もう一品はキャラメルクリームのアイス。
ほどよい甘みであっさりとした口当たり。
お酒を飲んだ後にはひんやりとしたアイスが心地いい・・・と言いたいところですが、そのアイスを肴にお酒を飲む面々(笑)。
食べ終わってもまだ飲み続けてますよ。

いやぁ、楽しい夜でした。
皆さん、ありがとうございました。

蕎麦

冒頭にも書きましたが、「遊」さんは7月中頃までの営業です。
古い民家のよい物件があれば移転再開があるそうです。

閉店までにまた行く機会があればいいですが、いずれにしても再開を信じて楽しみに待ちたいと思います。

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