二年ぶりににはちさんの「蕎麦と日本酒を楽しむ会」に参加しました。
金曜日の夜に空きがあるか電話したら、偶然キャンセルがあって1席だけ空いてました。
この「蕎麦と日本酒を楽しむ会」は毎月第3日曜日に開催していて定員は10名です。
事前に予約が必要なんです。
二年前は新参ものなので写真を撮るのを控えてましたが、今回は撮るぞと意気込んで出掛けます。
16時からスタートなので30分前にはお店に入ってまずはビールで一息。
おしながきを見ながら始まるのを待ってますが、そこここで自己紹介しつつ挨拶をしてますね。
参加者はもちろん地元の方ばかり。
遠方から来ているのは私だけで、二年前もそうでしたが、ご夫婦で参加されている割合が多いです。
今日のお酒は3種類。
神亀の「小鳥のさえずり」純米吟醸で4年古酒?、松の司「楽」純米吟醸、三千盛で「三千盛」純米。
みんな3本とも空にすると張り切ってますが・・・。
最初のお料理で「ひと口こしあぶら蕎麦」。
ご主人の採ってきたコシアブラのほろ苦さと、更科蕎麦のほんのりとした甘味が絶妙。
飲んでるお酒は「小鳥のさえずり」。
ちょっと辛口な感じですが、飲み過ぎそうな予感のするお酒。
続いてそば味噌、焼き海苔、たたみいわしの三種。
蕎麦屋の定番だけに、やはりお酒が進みますね。
私の隣は別府市民劇場の事務局をやっておられるご夫婦。
みんなで会費を持ち寄り、自分たちの手で芝居の鑑賞会を開いていくという会だそうで、年間6本の鑑賞会があるのだとか。(別府市民劇場事務局:0977-21-6608)
春の香 三種。
筍に蕗、蕨、まさに今が旬ですね。
さよりの梅肉あえ。
隅にある白いのは独活です。
さよりもよかったですが、今が旬の独活は天然物だそうで香りも鮮烈でした。
湯葉とそば米の蕗味噌椀。
湯葉の下にはたくさんの蕎麦の実が隠れています。
そばつみれ。
前回伺った際に頂いた「そばつみれ」が登場です。
蕎麦の実が入った大和芋が出汁に浮いてます。
この出汁が美味しくて、店内のあちこちで美味しいの声が聞こえてきますよ。
小柱と鮪のそば鮨。
酢飯の代わりに米粒大に刻んだ蕎麦が使われています。
酢を使っているので酢蕎麦ということになるのかな。
カウンター特権でカウンターにいた人だけこっそりと南蛮海老の握り(もちろんそば鮨)もいただいちゃいました。
天ヌキ。
天ぷらは桜海老に蕨、独活の皮の部分と、これまた春満載。
天ヌキを飲みながら、お酒を飲むのもいいものですね。
そして最後の締めが越前おろし蕎麦。
辛味大根が利いていて、お酒の後をすっきりと締めます。
これで会が終了となりましたが、お酒は飲みきれなかったですね。
5合ほど残ってましたが、みんなもう飲めない様子。
もちろん私も飲めませんよ(笑)
前回のにはちさんの記事に「にはちさんの更科を食べたことがない」と私が書いたようなのですが、それを読んだご主人が「しっかり食べてってくれ」と出してくれました。
コシが良すぎるくらいに強くて甘味のあるお蕎麦。
蕎麦の上に柚子の皮を少し振りかけると、まるで柚子切りのよう。
最後の最後まで蕎麦を楽しみ、私もお店を後にしました。
そうそう、会費は5000円(税込)です。
早めに予約しないと一杯になってしまうかも。
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