越後湯沢駅から徒歩10分くらい。
へぎ蕎麦と舞茸の天ぷらが人気のお店です。
長野方面に行こうと車を走らせたものの、途中で気が変わって越後湯沢へやって来ました。
何となくへぎ蕎麦が食べたくなってね。
11時ちょっと前にお店に着いたのですが、既に5組位が並んでました。
ゴールデンウィークだからか、人気のあるお店は混みそうですね。
メニューを見たらへぎ蕎麦は2人前からになってます。
「半へぎそば」が2人前で1,900円、「へぎそば」は3~4名様向け2,700円。
1人前だと「せいろ」(700円)になるのですが、お店の方にお聞きしたら麺は布海苔そばだそうなので、器と盛り方の違いだけのようです。
私も「せいろ」にしようかと思ったのですが、「からいすけせいろ」(900円)というメニューを発見!
どうやら神楽南蛮を薬味にしているお蕎麦のようです。
まずは薬味が先に運ばれてきました。
右下の紙には食べ方がかいてありましたよ。
- 器に胡麻と「からいすけ」だけを入れます。胡麻と「からいすけ」の分量はお好みで。
- 胡麻と「からいすけ」をすりこぎ棒で、よくすり合わせます。
- 胡麻の香りがでてきたら、少しずつ蕎麦つゆを加えます。
- あとは茹でたてのお蕎麦を待ちながら、季節の野菜、大根おろし、ネギなどをお好みで加えてみてください。
これが神楽南蛮と自家製の味噌を練り上げたもの。
神楽南蛮は旧山古志村から魚沼地方にかけての伝統野菜の唐辛子です。
神楽南蛮については私の過去記事をご覧ください。
→ 2009.12.01 神楽南蛮ってしってますか?
案内書の通りに胡麻と神楽南蛮味噌(からいすけ)を全量入れて、すりこぎ棒ですり合わせてます。
胡麻と神楽南蛮味噌(からいすけ)をすり合わせ、汁を入れたところに蕎麦が来ました。
汁を入れたら余計に胡麻の香りがたってきて、食欲が出てきましたね。
蕎麦は布海苔をつなぎとして使った布海苔そばです。
メニューによれば石臼挽きの地粉八割に割粉二割の二八そばだそうです。
蕎麦を神楽南蛮の汁に入れて食べてみると、まずは胡麻の香りがしたところに神楽南蛮がやってきます。
美味いなぁと思っているところへ、じんわりと辛さがやってきますよ。
いや、これは美味いなぁ。
味噌や胡麻のおかげで「辛ぁ~い!」って感じではないのですが、それでも辛く感じる方には大根おろしを加えるといいようですよ。
そうそう、もう一品注文したんでした。
「おすすめ三点盛り」(950円)です。
下のおサーモンのようなものは、「魚沼美雪ます風干し」で、マリネになってます。
小鉢二品は「山菜煮」と「こごみ胡麻油和」。
「山菜煮」はゼンマイやこごみ、フキノトウ、舞茸等が入っていて、薄味でフキノトウの香りがよく出てて美味しかったですよ。
最近食べた山菜料理の中でのイチオシですね。
お料理をつまみながら「これにお酒があれば・・・」と思うのも無理のないこと。
「からいすけせいろ」もお酒のアテとして食べてもよさそうですよ。
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