貴重な”こそば”という在来種のお蕎麦が食べられます。
十割は金、土曜日限定で1日5食だけです。
朝からキノコ採りに出掛けましたが、別途記載の通り出ている気配もないので、早々に切り上げてお蕎麦を食べに来ました。
“こそば亭”さんは、先日別のお蕎麦屋さんで見た自遊人 2010年 09月号に掲載されていたお店です。
帰ったら買わなきゃと思っているのですが、何の特集で掲載されていたのか思い出せないのです。
漠然と本を見てるとこういう事になるんですね。(笑)
とりあえずメニューを見てみると、金、土曜日限定の「十割田舎蕎麦(太切り)」(1000円)があります。
幸い今日は土曜日ですから、これにしようとお願いしてみると「売り切れました。」とのこと。
私は開店時間の11時半にお店に入りましたが、そのときには既に先客が2組7名がいらっしゃいました。
それなのに「もう売り切れなの?」。
聞いてみると1日限定5食だけとのこと。
残念、もう少し早く来ればよかった。
それではと、お願いしたのが「天ざる蕎麦(野菜天ぷら)」(1000円)。
先客の「美味しい!」というひそひそ声を聞きながら待っていると、程なく綺麗なお蕎麦が運ばれてきます。
早速、一口そのままで食べてみると、余り食べたことのない蕎麦の香りがします。
滋味深いような、ちょっぴり野趣を感じるような。。。
この十割蕎麦を食べてみたい!
それにしてもしっかりとしたコシの良さと喉越し。
それもそのはず、オヤマボクチをつなぎにしているとのこと。
そういえば山を越えたら富倉地区でしたね。
お店の方にお聞きしたら”こそば”という在来種を使っていることのこと。
在来種と聞いて思い出しましたが、自遊人 2010年 09月号は在来種の特集でした。(笑)
本を買わなきゃいけないという思いが先行してましたね。(ということにしたい^_^;)
天ぷらは南瓜に蓮根、茄子、舞茸など。
カラッと揚がっていて美味しかったですよ。
春には山菜になったりするんでしょうね。
ところで、”こそば亭”さんのホームページを見ていたら、片山虎之介さんが主催される「蕎麦Web検定大学」という講座についての記載が有りました。
雑誌などの商業出版物には記載されない、蕎麦の奥深い世界を講座という形で教えて頂けるようですよ。
課外授業もあり、第一回課外講座は「こそば亭で、こそばを味わう」だそうです。
受講にはもちろん費用が掛かりますが、興味のある方は受けてみてはいかがでしょうか。
コメント
1年目の訪問。12:20で売り切れで食せず。
2年目の訪問。盆前で臨時休業(盆は定休日も営業するので)。
3年目の訪問。ようやく食せました。3度目の正直。
山牛蒡の葉の繊維の繋ぎを使用しているが、富倉蕎麦とは違うそうです。
お父さんは公務員だったので、兼業規定があるため、奥様の名前で開店。
現在はお父さんはリタイアされ、現在は息子さんが店主をされています。