立食系蕎麦屋なんですが、個性的なお蕎麦が多くて楽しくなりますよ。
東京駅からも歩いて8分程度と近いです。
久しぶりに東京駅近くに来まして、どこかお蕎麦屋さんをと思ったのですが、以前に”よもだそば”の方から「食べに来て」とメールを貰ったことを思い出しました。
東京駅周辺にはあまり来ることがないので、折角ご案内いただいたので寄ってみました。
日本橋周辺は立食系蕎麦屋さんなんかも多いのですが、”よもだそば”さんは両隣がお蕎麦屋さんと激戦区です。
右隣りには老舗のお蕎麦屋さん、左隣には新しい立食系のお店。
両店とも値段をチェックしましたが、”よもだそば”さんの値段は抜群に安いですね。
「かけそば」が一杯220円ですよ!
しかも変わったお蕎麦が多いのです。
定番はもちろんですが、週替わり3兄弟、インターナショナルそば、旬の山菜・山野草と食べてみたいメニューが目白押し。
詳しくは“よもだそば”さんのHPを見てくださいね。
そんなメニューのたくさんある中、今日は「へぎそば」(500円)を食べてみることにしました。
「へぎそば」は他のお蕎麦と違って茹で上げに時間がかかります。
3分お待ちくださいとのことでした。
「へぎそば」は新潟県小千谷市、十日町市を中心に食べられている布海苔をつなぎにしたお蕎麦です。
「へぎそば」が立食系蕎麦屋にあるのも珍しいですよ。
写真は写りが悪くて茶色っぽく見えますが、実際は緑色が綺麗でした。
でも本場でもここまで緑色なのは少ないですよ。
そして驚きなのは蕎麦湯が付いてること。
立食系蕎麦屋で蕎麦湯なんてなかなか無いですよね。
さて、悪い癖が出てしまいました。(笑)
7月から10月までの期間限定での「ヒョウそば」(350円)というのを見つけてしまいました。
よせばいいのに自販機で券を買ってしまいましたよ。
「ヒョウ」は「スベリヒユ」のことで、畑に生えてる雑草です。
生薬に用いられたり、地域によっては山菜として扱われたりするようですね。
こういう変わったものがあると食べてみたくなる悪い癖。(笑)
「スベリヒユ」は見た目よりたっぷり入ってますよ。
太い茎の部分から枝葉まで。
食べるとぬめりがと酸味があります。
子供のころに食べたことがあるので、懐かしい味でもありますが、好んで食べたいとは思わないですね。(食べてますけどね^_^;)
メニューは券売機というお店なので、食べてる途中で気がつくのですが、他にも大きなかき揚げや「松茸そば」(500円)なんてのもありましたよ。
東京駅で途中下車して食べによってみたい楽しいお店でした。
コメント
ヒョウそば。おもしろいですね。
スベリヒユはジュンサイみたいなものですか?
> スベリヒユはジュンサイみたいなものですか?
いいえ。畑に生えてる雑草です。赤い茎の丸こい葉っぱの地面を這うように生えてるやつ。
取っても取っても生えてくるので、嫌なやつでした。(笑)
スベリヒユって山形では常食するらしいですね。
花スベリヒユ(ポーチュラカ)が庭にあるから食べてみようかと・・・。
錦鯉の甘露煮を思い出してしまいました。
山形では煮物にしたりするらしいですが、煮込んだら美味しいのかも知れませんね。
花スベリヒユはスベリヒユとは別種のようです。
でもどちらも食べられるようですね。
marshさん、
ご来店ありがとうございました!
来てくださいメールを覚えいていただいて嬉しかったです。11月からは『よもだ』とは愛媛の言葉ですが、12月からN●Kで放送される司馬遼太郎原作の『坂の上の雲』秋山兄弟と正岡子規メニュー(愛媛出身)を仕込中です。また是非ご来店ください!
ご覧頂いたようで恐れ入ります。
変わったお蕎麦が多くて、どれも食べてみたくなりました。そしてお値段の安さは凄いですね。
是非また食べに伺わせていただきます。