今回はおまかせでお料理と共にお蕎麦を頂きましたが、昼は蕎麦だけの単品もあります。
名物のチーズを絡めた蕎麦、「ちいずからめ蕎麦」もお昼に食べられます。
忙しかったお盆も終わり、今週はお盆疲れをとる週か?(笑)
そんな中、以前からお約束していた「銀座 矢部」さんに出掛けてきました。
お誘い頂いたのは華麗麺麭さん、ご一緒したのはyukaさんとHさん。
楽しい会になりそうです。
しかし、新橋駅から「矢部」さんまでの300m、4分の道を間違えて約束の時間に遅れてしまいました。
遅くなったお詫びをしつつ、早速ビールで乾杯です。
今日のお料理のメインは秋刀魚だとか。
楽しみですね。
まず置かれたのは「海老そうめん」。
海老とすり身だけで作られたそうですよ。
続いての膳3種。
右下は淡路島のごま鯖を使った「押しずし」と「あん肝」。
鯖の肉厚なこと。
でも一口でぱくり(笑)。
「あん肝」はチーズのような濃厚さでよくある臭みも感じられずに美味しい!
左です。
「雲丹と蓮芋の茎」。
蓮芋なんて久しぶりにたべるなぁ。
右上、「さてこれはなんでしょう」とご主人。
下は湯葉だとすぐわかります。
上に掛かっている餡が問題。
刻まれている白っぽくてシャキッとして噛むと汁がジュワーと出てくる・・・。
あれですよ、この味は。。。
「答えは”もやし”です。」
ご主人、回答発表が早いですって(笑)。
ぼちぼちお酒にチェンジです。
このチロリは燗酒ようですが、冷やように氷を入れてますよ。
まずは宮城の「墨廼江」から。
「墨廼江」は先の震災で被災した蔵でしたね。
碗物で「鯛の潮碗」。
この時だけみんなの会話が止まります(笑)。
鯛の身を食べるのに集中してますよ。
お作りは「鱧の薄造り」と「真子鰈」。
皿の模様が透けて見えるのが「鱧の薄造り」。
鱧ってお刺身でも食べられるんですね。
そして薄緑色のは「鱧の卵」だそうです。
オリーブオイルで乳化させ、柚子が入ってます。
鱧の身に包んで食べるとこれが美味い!
「鱧の薄造り」と「鱧の卵」のインパクトで「真子鰈」は食べたっけ?(笑)
さぁ、そして本日のメインです。
「焼き秋刀魚」。
パリッとした皮を破ると脂があふれてくるようです。
そしてなによりこの秋刀魚の太いこと。
あまりの興奮でアップを撮るの忘れてました(笑)。
普段スーパーで見ている秋刀魚の2倍、いや3倍ぐらいはありそうな太さ。
太さに驚いてるのは私だけ?(笑)
根室からの直送だと仰っていましたね。
ご主人との会話の中で話しに出てきた「どぶろく」を飲ませていただきました。
何と大分県湯布院の名店『古式手打そば 泉』のご主人が作ったどぶろくなんです。
噂では聞いていましたが、まさか東京で飲むことになるとは。
「じゅん菜酢」。
じゅん菜のプルンとした食感と酢のさっぱりとした口当たり。
この後は蕎麦になりますからね。
その蕎麦ですが、私は初めてなので皆さんにおまかせしたのですが、「ちいずからめ蕎麦」、チーズ蕎麦だそうですよ。
「えぇっ」みたいな感じでしたが、これが美味しかったですよ!
ご主人が大きなチーズの塊を専用のおろし金で削ります。
それを一人ずつ碗に盛ってくれました。
どうぞと出されたお蕎麦は自家製粉の十割蕎麦。
てかてかと光ってますが、オリーブオイルが絡めてあります。
このまま一口食べてみましたが、チーズを掛けなくてもこのまま食べちゃいたくなる程美味しい!
ほんのりと塩気があり、オリーブオイルの香りの向こうに蕎麦の香りがチラチラしてる感じ。
チーズを掛けるのが惜しい気がしてきますよ。
しかし思い切って掛けてみました(笑)
蕎麦にオリーブオイルが付いてるので、チーズがよく絡むこと。
そしてこれがムチャ美味い!
もちろんチーズの美味さが強いんですけどね。
これだけでも十分だと思ったのですが、さらにダシを掛けて食べるんだそうです。
これは「ひつまぶし」のような食べ方ですね。
それぞれもっと味わいたいから麺をもっと欲しい~!
チーズがダシに溶けてネットリ濃厚な味わいになっていきますよ。
「ちいずからめ蕎麦」の余韻に浸っていると、今度は「納豆うどん」だそうです。
具材は「納豆」、「葱」、「鰹節」、「海苔」です。
それを力強く練るように混ぜ合わせます。
空気が入るように、そして200回混ぜるのがポイントだとか。
会話しながらかき混ぜてましたから、途中で回数がわからなくなったりして。
どこまでが本当やら(笑)。
かき混ぜ終わった器を見せていただいたら、確かに空気がしっかりと入っています。
とってもふわっとしてそうな納豆の粘りですよね。
大きな器からそれぞれに盛っていただき、いただきま~す。
うどんはとてもコシが強いですよ。
ご主人曰く、普通に食べたんだと汁がのらなくてイマイチなんだとか。
この納豆で食べる為のうどんだそうですよ。
納豆のねばねばの泡がうどんに絡んで優しい食感。
噛めばうどんのしっかりとしたコシ。
これ、蕎麦でも食べてみたいなぁ。
デザートは3種類から選びます。
「マンゴーシャーベット」、「グレープフルーツのプディング」、「黒豆ときなこのババロア」。
どれも魅力的ですが、珍しさで「黒豆ときなこのババロア」に決定。
きなこといいながら粉っぽさは全くなく、滑らかな舌触り。
でもきなこの優しい風味がしっかりあって、さらに大好きな黒蜜が掛かっているとあっては堪りませんね。
美味しいお料理と楽しい会話を楽しんであっという間の4時間でした。
華麗麺麭さん、yukaさん、Hさん、ありがとうございました。
ところで『銀座 矢部』さんの住所番地は8丁目8番8号。
ビルの名前は銀座888ビル。
店名の「矢」は「八」につうじ、電話番号の末尾は888。
拘りって凄いですね。
コメント
~marshさん、おはようございます。
こちら【銀座 矢部】さん、行ってみたいです!。
これだけ色々な酒肴をだされるなんて、すごいです。
酒好き蕎麦好きにはたまらない蕎麦屋ですね。
魚ずくしで、(懐石料理ですね。)
見た目とても美しくてセンスがよろしい。
~ところで先月、平尾台にある【えん】さん行きました。
遅い時間でしたがけっこうお客がいて、
すんでのところで蕎麦が売切れ。(セーフでした)
酒も肴も無く、ちょと(かなり?)ガッカリ…。
蕎麦はまだまだ素人っぽさが残る感じでしたね。
慣れないカメラで写真を撮ったら、
メモリがちゃんと入ってなく、
何も撮れてませんでした~(涙;)。
まろりんさん、こんばんは。私もまた「矢部」さんに行きたいですよ。一人では行きにくいところが難点です(笑)。写真は残念でしたね。是非また「えん」さんにお出かけください。その際にはアイスクリームも忘れずに食べてくださいね(笑)。