場所がわからなくて困りました。
だいぶ遠回りしてたどり着いたようです。
小国町から今人気の黒川温泉に向かって国道442号を走ります。
黒川温泉の手前に夫婦滝があったら、それを越えたところで左折しファームロードwaitaに入ります。
そこから5・6km行くと左手にお店があります。
私は九重町の方から来たのでかなりの遠回りでした。
予定より遅くなって14時を回っています。
お店は山の中の一軒家のような感じで、お店の中も旧家をイメージした作りになっています。
メニューはこの辺り一帯の蕎麦屋と同じでセットメニュー中心。
もちろん単品もありますよ。
迷いましたが折角なのでいろいろ食べられそうな「山家風蕎麦懐石 和の花膳」(2980円)をお願いしました。
「和の花膳」は食前酒、季節の前菜、そば(盛りか温そば)、山菜の天ぷら、鶏の地獄蒸し(タレか塩)、小鉢、ご飯、漬物がセットになっています。
先に前菜やご飯が運ばれてきました。
季節の前菜の栗の大きいこと。
ご飯は地元のお米でしょうか?美味しいですよ。
それとも水がいいのかなぁ。
お蕎麦がきました。
一見盛りがいいように見えますが、中は四角い氷が4個入っていて所謂上げ底です。
平打ちっぽい細い麺は新蕎麦で、北海道産と地元の久木野産玄挽き粉を使っているそうです。
香りは控えめ。
汁は辛汁とくるみだれの二種類あります。
辛汁はダシの利いたやや甘め。
くるみだれはくるみの他に胡麻、味噌などが入っているそうですが、これが美味しいんですよ。
汁を舐めてるだけでも美味しいです。
蕎麦がもう少し太くて強かったらもっと私好みにかな。
一通り食べ終わってしばらくした頃に天ぷらが供されました。
山菜の天ぷらには季節が悪いのですが”むかご”が入っていたのは秋な感じですね。
最初は豆かと思いましたが、芋のようなホコホコした感じで良かったですよ。
しかし”むかご”なんて何十年ぶりだろう。
その後やや遅れて鶏の地獄蒸し。
鶏の地獄蒸しはメニューによると、近くのはげの湯温泉の天然の蒸気で2時間ほどかけて蒸し上げたものだそうです。
骨から簡単に外れるほど柔らかくなっています。
余分な脂分が落ちているのか、食べやすくなっています。
今回は塩でお願いしましたが、タレも美味しそうですね。
蕎麦を食べ終わったところまでは、食べたり無い気がしていましたが、最後の2品でお腹いっぱいです。(おかげで夜はビールだけになっちゃいました(笑))
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