前から行ってみたいと思っていたお店。ついに機会に恵まれました。
何年か前、長野に移転したことを知らずに、群馬の店があった場所へ出掛けたことがあります。
それ以来、行ってみたいと思いながら、近くを通っても時間が合わず、なかなか寄れなかったのです。
今回は開店と同時にお店に到着。混むとの噂もこの時間なら大丈夫でしょう。
広い店内は大きなテーブルがたくさんあり、奥には10人掛けのテーブルも。
しかし、私がお店に入った後、続々とお客さんが・・・。
あっという間にお店は一杯になりました。やはり混むという噂は本当でしたね。
メニューから天ぷらの文字を探しましたが見つけられず、三昧シリーズ(?)から選ぶことに。
三昧シリーズは三種類の蕎麦の組み合わせで提供しているものです。
その中からオーソドックスに生粉打ち、変わり、あら挽きの組み合わせの「三昧そば」(1400円)を選んでみました。”変わり”は文字通り日によって変わるようです。
まずは1枚目の生粉打ちせいろから。
蕎麦は新潟県との県境にある長野県栄村で自家栽培し、手狩り、完熟、天日乾燥したものを使用しているそうです。
細打ちの麺は蕎麦の香りもよく、一口食べてにっこり。やっと食べられましたね。
汁は甘みのある薄口ですが、汁なしで頂きます。美味しい蕎麦は汁なしでもどんどん食べられます。
1枚1枚の量は少なめですが、全体では大盛りぐらいの量になります。
でも美味しいのであっという間に食べ終わっちゃいますね。
そして食べ終わるタイミングに合わせて次の蕎麦が供されます。
綺麗な生粉打ちの更科。写真より実物は白くキラキラ輝いていて綺麗ですよ。
そしてコシがよく喉越しがすばらしい。更科のお店には好んでは行かないので、あまり多くは食べてませんが、今まで食べた中では一番美味しいといってもいいんじゃないかな。
3枚目は”あら挽き”です。更科を食べた後だから余計にあら挽きの野趣あふれる味わいが強烈に感じます。
私はカウンターで食べていたのですが、目の前には蒸し羊羹の「むらくも」(350円)と書かれた木札があります。「むらくも」なんて名前の付けられた羊羹が気になって、ついつい頼んでしまいました。
これがメチャウマ。お店の方から「半分はそのまま食べて、残りはブランデーをかけてどうぞ」といわれ、ブランデーの小瓶が置かれました。
蕎麦粉が3割入っているそうですが、しっとりとしていてチーズケーキのような味わい。
「甲州葡萄に紀州の蜜柑、栗は信州小布施栗」といわれた、栗の産地だけあって羊羹の真ん中には栗もは入ってます。
いや~、すっかり蕎麦の事を忘れちゃいました。
この羊羹を食べにまた来ますよ~。
コメント
ここが長野県で食べた蕎麦で 一番です
今は毎日食べています。 営業での昼食で
おおもりしか食べていません 最初に来たとき粗挽きを食べましたが
そばつゆはつけなくて食べた方が美味しいです。
最後にネギ・つゆ・蕎麦湯で〆るのが良いですね。ネギのシャキシャキ感が最高です。
しばらくは此処の蕎麦より美味しいのは 無いでしょう かな
木曽の開田高原の真っ黒い蕎麦も たまには食いたいが、、、
イワタケのお浸しがつまみにあると最高です。
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~matsuba/index.html
せきざわさんは蕎麦も美味しいですけど「むらくも」が大好き。
行けば必ず食べてますよ。