新潟はへぎ蕎麦ばかりかと思ったら「おやまぼくち」を使った蕎麦屋もあるんですね。
雄山火口(おやまぼくち)という山草の葉の綿毛は長野県北部、特に飯山地方でつなぎに使われています。
ごくわずかな量で十分繋がり、その為蕎麦の風味を損なわないのが特徴です。
そんな蕎麦を食べさせてくれるお店が新潟にあるということで寄ってみました。
だったら富倉地区へ行けよという声が聞こえてきそうですが、そこはやっぱりねぇ(笑)
場所は新潟フェリーターミナルの近くで市の中心部から車で10分弱ぐらいの所です。
開店直後に入ってしまいました。
さすがにお客さんはいなくて広い店内の隅の方に座りました。
メニューを見ると十割そば(数量限定)と二八そばがあります。
おやまぼくちさんではすべての蕎麦がおやまぼくち蕎麦だそうですので、折角だから十割そばの特選ざる蕎麦(850円)を頂くことにしました。
しかし、全部の蕎麦が雄山火口(おやまぼくち)をつなぎとして使っているのに十割という表現は有りなんでしょうか。
ごくわずかだから許容範囲内ということなんでしょうか。
十割弱蕎麦というのも変ですしね。
出てきた蕎麦を見てびっくり。
薄い!
ちょっと細めのきしめんという感じでしょうか。
一口食べてみると蕎麦の香りが感じられるのですが、食感が蕎麦とは違うのでそっちに驚いてしまいます。
つるつるっていうよりはぺろんぺろんという感じ。
あまり蕎麦を食べた気がしませんね。
何とも不思議な食感です。
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