豊後高田産の蕎麦粉を使った、豊後高田市の認定店。
大分のよし松さんから「豊後高田に美味しいお店が出来たから・・・」と教えていただいた”ゑつ”さんにやってきました。
場所がわかりにくいところにありますが、市の中央公民館を目印に出掛ければ、そこから階段をおりてすぐそこです。
開店直後ぐらいにお店に入ったので先客は無し。
直ぐにメニューを見て、数量限定の「あらびきせいろ」(800円)をお願いしました。
程なく運ばれてきた「あらびきせいろ」。
地元・豊後高田産の蕎麦粉100%の十割粗挽き蕎麦です。
そういえばこちらのお店は”ひきたて”、”打ちたて”、”ゆでたて”などを守ることが条件の「豊後高田手打ち蕎麦認定店」になっているそうですよ。
お蕎麦は見ただけで美味しいと思ってしまうような、うっすらと緑色していて、切り幅のそろった綺麗なもの。
そのまま一口食べてみると、ふわっと蕎麦の香りが広がり、また一口と食べてしまいます。
細打ちで喉越しもよく美味しいお蕎麦ですね。
汁は濃いめの甘め。
後半は汁を付けて頂きましたが、汁が濃いので余り付けすぎないようにしないとね。
蕎麦の量も東京辺りの大盛りに相当しそうなぐらいありましたが、美味しかったので追加で「冷やかけおろし」(800円)もお願いしてみました。
「あらびきせいろ」を食べ終わった頃、お客さんがどんどん入ってきて、満席に近くなってます。
そのお客さんたちの内、「冷やかけおろし」を頼んでいる方が多いような気がして、私も頼んでみたのです。
返しの色が少ない出汁が張られています。
お蕎麦は粗挽きではなく通常のお蕎麦のようですよ。
葱が白い部分と青い部分が別々にトッピングされています。
青い部分は砕いた蕎麦の実と共に火を通してあるようですね。
蕎麦の弾力にぷつぷつとした食感が加わって楽しいですよ。
“ゑつ”さんは今年の6月にオープンしたばかりのようですが、もうすでに人気のお店のようです。
お昼時は避けた方が無難かもしれませんね。
お店のある豊後高田市には、観光スポットも沢山あります。
国宝の富貴寺もその一つ。
12月上旬頃は境内の銀杏の葉が散って金色の絨毯のようになります。
とっても綺麗ですよ。
観光と一緒に”ゑつ”さんに出掛けてみてはいかがですか?
コメント
2回目の訪問。階段下の角に案内板が立ち、分かりやすくなった。限定の粗挽き蕎麦を食す。星が一杯見えて、味香りが強い、噛む蕎麦でした。少し猫背の店主は寡黙です。大分県内の泉系の店で修行された(泉系とは全く違う蕎麦を打っておられる)。