現地でお世話になっている中国人から驢馬を食べに行こうと誘われました。
驢馬・・・ロバ?
驢馬って食べられるの?
と思ったら、中国では「天上龙肉天下驴肉」といって、天上では龍の肉、地上では驢馬の肉が美味しいとされているそうですよ。
連れていってくれたお店はテーブル4席程度の小さなお店。
どんな風に食べるのだろう?焼肉かな?なんて思っていたら意外なものが出てきましたよ。
こちらは「驴肉火焼」、ロバ肉バーガーです。
パイ生地に挽肉の驢馬肉と香草など混ぜて煮たものが挟んであります。
お肉に臭みは無く、脂肪分を感じないさっぱりとした口当たり。
黙って出されたら何を食べたのか分からないでしょう。
あえて近いものを探すなら馬肉が近いかも。
サクサクのパイ生地にしっとりお肉が中国らしくなくて不思議です。
こちらは「驴肉湯」。
スープも驢馬肉が入っていて、こちらは塩味が濃いです。
ロバ肉バーガーとセットで注文するのが一般的だとか。
お代わりもできるそうですが、小さなボール一杯飲んだのでお腹一杯ですよ。
このロバ肉バーガーですが、河北省の名物なようで、河北省保定市の食べ方と河北省河间市の食べ方の2種類があるようです。
今回私が食べたのは、お店の看板からすると河间市のもののようですね。
機会があれば河北省保定市の方も食べてみたいものです。
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