予定していた店が臨時休業だったので、風羅坊さんにお邪魔しました。
古民家のような外観ですが、にじり口のような高さの低い入り口を入ると店内は意外にも綺麗です。
中二階のような席があったり、個室風な席があったりと、さほど広くない店内ですがレイアウトがおもしろい。
お昼時なのでお客さんで一杯でしたが辛うじてテーブルが一つ空いていました。
お店の看板に「天麩羅」の看板があったので「天せいろ」(2000円)を頼みたかったのですが、
注文が多くて時間がかかるとの事だったので、「そば会席」(1600円)をお願いしました。
「そば会席」には十割盛りそば、季節の変わりそば、そばがき(ぜんざい、黒ごまきなこ、そばつゆから1つ選択)の3品になります。
入り口にある両手を上に挙げた像が気になります。
さほど待つこともなく膳が運ばれてきました。
もろきゅうに添えてある柚子もろみは店内で販売しているそうですが、これが結構美味しいんです。
胡瓜を食べているとすぐに十割盛りそばが供されました。今日は北海道幌加内産だそうです。
ところでお店の名前が”ふうらいぼう”と読むのだと思ったら”ふうらぼう”と読むんですね。(”い”が無い)
膳の上に敷いてある紙を見て気がつきました。
蕎麦はやや太め田舎蕎麦です。コシが強い麺はボソボソ感も無く、食べやすい食感です。
そして噛みしめると甘みが口の中に広がり美味い!甘辛い汁ともよく合います。
佐賀には私好みのお店はないかと思ってましたが、再びこのあたりのお店を食べ歩こうかという気になってきます。
2つめの季節の変わりそばですが、今日は「なめこおろしの五目そば」です。
底にダシがはってあり、心なしか盛りそばより麺が細いような感じ。
なめこ、おろしの他にオクラや細く刻まれたネギがたっぷり入って見た目も食感も楽しい。
一気に頂いちゃいました。
最後はそばがきです。お店の方が「甘いのがお好きなら黒ごまきなこがおすすめ」とのことだったので、今回は黒ごまきなこでいただくことにしました。
本当ならそばつゆで食べる方がいいのかもしれませんが、甘みの誘惑に負けてしまいました。
程よいきなこの甘みは緑茶と一緒にいただきたいなぁ。できればもう少し黒ごまが多いといいのですが。
本当は天麩羅が食べたかったのですが、そば会席もおいしく満足しました。
でもやっぱり天麩羅が食べたい!
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