ご主人が5年以上の歳月をかけて交配した蕎麦が食べられます。
全国各地の蕎麦も仕入れているようなので再訪して食べ比べてみたいものです。。。
佐賀では道の話しから始まるお店が続きますが・・・。
今回は唐津市の『里味庵』さんへやってきました。
県道143号から少し山の方へ上がって行くとお店の入り口を示す幟が立っています。
そこから狭い道を下るのですが、小さな車ならともかく、それなりの車幅があると大変です。
お店の入り口は大変狭く、私は入るのを諦めました。
Uターンするわけにもいかず、バックで降りてきた道を戻りました。
お店に電話して「駐車場はありますか?」と聞いてみると「上の道の好きなところに止めてくれ。」とのこと。
許可は取ってあるとの事だったので、路肩に止めて歩いてお店に向かいました。
住宅を改装したお店に入りメニューの先頭にある「里味の香り」(1200円)と「そばがき」(600円)をお願いしました。
『里味庵』さんでは注文を受けてから打ってくれるんです。
打っている所は見学自由とのことだったので、見させてもらいました。
ご主人は私と雑談しながら、あっという間に打ち終わるんですよ。
蕎麦を打たない私には、「えっ、そんなんでいいの?」って感じです。(笑)
その後、茹で上がりを待って運ばれてきたお蕎麦。
手造り風な木の器に盛られています。
打っている所を見てますから、どんな味なのか興味津々で頂きましたが、箸でつまんで口元に運んでくると、もう匂ってくるようなインパクトがあります。
口に入れると蕎麦の香りがブワーって溢れてくるような感じでしたよ。
これは美味しいですねぇ!
こちらのお蕎麦は、ご主人が5年の歳月をかけて交配したオリジナルの品種を使用しているそうです。
ご主人が作った蕎麦の種を地元唐津はもちろん、青森県の八戸や山形県、宮崎県などの農家さんに送って栽培してもらっているそうです。
実った蕎麦はそれぞれの場所によってみんな香りが違うそうですよ。
「里味の香り」は、その蕎麦の実を石臼で砕いたものに、細かく挽いた粉をブレンドしているそうです。
「そばがき」が運ばれてきました。
こちらはブレンドしていない荒い粉だけを使ったものです。
「里味の香り」とは違って、穀物の香りと甘みがたっぷりといった印象。
この「そばがき」も美味しい!
「そばがき」を食べながらご主人と蕎麦談義になりましたが、ご主人の話が面白い。
全国各地の蕎麦を仕入れたりするようで、各地の蕎麦の状況もお話して下さいました。
ブログには書けないような話もあったりして、楽しい時間をすごしましたよ。
ちなみに『里味庵』さんでは、リクエストに応じて魚料理、肉料理等も提供できるそうです。
この時期は鍋も美味しいそうですよ。
お出かけ前に電話でお問い合せ下さい。
コメント
これは旨そうですね~。
香りが伝わってくるようです。
鍋ですか・・・。
でも、鍋となると日本酒ですよね!
車どうしよう???
非常に興味深い蕎麦ですね。
食べられるところはこちらの店だけ?ということですか。
蕎麦も蕎麦掻もそそられます。
私が運転手で行きましょうか。次回のオフ会は唐津ということで・・・(笑)
仲間が10軒ぐらいあるそうで、そちらにも分けているそうです。
おそらく唐津周辺だと思うのですが。
また食べに行きたいと思ってます。
本日、北海道産の新蕎麦で打ったそば頂き、素晴らしい香りに驚きました。蕎麦道場をされているので、時々行っていますが、今日はまた特別でした。
lalalalaryさん、初めまして。
里味庵さんの香りの良さには驚きますよね。時々行かれる場所にいらっしゃるのが羨ましい。私もまた食べに行きたいです。