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ふく田(ふくでん)

静岡県
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東名の沼津I.C.からすぐのところにあります。
蕎麦もいいですが、「季節のおかず盛合せ」が美味しい!

東名の沼津インターを降りて、以前から行ってみたいと思っていた”ふく田”さんに寄り道。
午後に備えてちょっと早めのお昼です。

蕎麦

まだ、先客が無くて一番乗りのようです。
奥の窓際に席を取りました。
すぐにお茶が出されたのですが、「流石は静岡、茶所だなぁ」なんて思いながら飲んだら、韃靼そば茶でした。
普通のそば茶より韃靼そば茶の方が、甘味が強くて美味しいですね。

さて、メニューですが、種類はそんなに多くないです。
「天せいろ」(1600円)と「もりと季節のおかず盛合せ」(1400円)のどちらにしようか迷いましたが、今回は「もりと季節のおかず盛合せ」にしました。

蕎麦

しばらく待つと「季節のおかず盛合せ」が先に運ばれてきました。
見た目に色鮮やかな盛り合わせ。
何気ないおかずですが、すっごく美味しそうです。

蕎麦

全部で8品ですが、かけてあるソース類が凝ってます。
生芋から自家製だという「さしみこんにゃく」の上にはマーマレードのような柚子味噌。
大根の上にはふき味噌、そして「人参とほうれん草のおひたし」には柿を使ったソースがかけられています。
そうそう、南瓜の上のみどりは「ずんだ」ですね。
柚子もふきのとうも柿も、みんなその季節に集めて取っておいたものだそうです。

どれもこれも美味しかったですが、中でも気に入ったのが白和えと蕎麦の実を炊いたもの(蕎麦の実ご飯と言ったらいいのでしょうか?)。
これはまた食べに来たくなりますね。

蕎麦

おかずを食べ終わらないうちに蕎麦が来たので、先に蕎麦をいただきます。

蕎麦は長野県上村(現、飯田市上村)の農家と完全手刈り天日干しを契約栽培。
上村ほぼ全域の玄蕎麦を仕入れているそうです。

蕎麦

手挽き十割というお蕎麦は角がピシッとしていて、幅の揃った綺麗なもの。
香りも強くて美味しかったのですが、ややボソボソした感じが気になりました。

出汁の利いた、やや辛口の汁も美味しかったですよ。
余った汁も蕎麦湯で割らずにいただいちゃいました。

メニューの裏側に「当店では原材料から見つめ、日本古来の美しく上品な味を伝承していきたいと心がけております。」と書かれていまが、妙に納得してしまいましたね。
次回はその都度手挽きするという「手挽きそばがき」(1260円)を食べてみたいです。

コメント

  1. キムタカ より:

    注文があってから手挽きするという「手挽きそばがき」を食しました。昼食&夕食の多忙時は、受けていただけません。私はたまたま17:00訪問で空いていたので、注文を受けていただけました。石臼挽きを目の前で見て、その後蕎麦掻きとして出てくるのは感激です。粗挽きです。

    蕎麦談義の中で、たくさん弟子入り希望者が来るけど、「辞めとき。大変だから。」と言っていると。ほとんどの人は自家製粉希望だそうです。「(製粉関係の)機械だけでも100万円以上かかる。」

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