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江戸蕎麦手打處 あさだ

台東区
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江戸時代も幕末の1854年に、江戸浅草橋に浅田甚右衛門によって開業。
今は8代目になっている老舗。

今回は「こなもんや」さんからお誘いいただいて、浅草橋の老舗「江戸蕎麦手打處 あさだ」さんに来ました。
ご一緒させていただいたのは「こなもんや」さんの他に「夢八」さんと「凜桜」の女将さん。
顔ぶれからも、話のネタは蕎麦しかないですね(笑)。
蕎麦の話題以外はなかったような・・・。

蕎麦

まずはビールで乾杯です。

蕎麦

お通しは「あんこう鍋の煮凍り」です。
鮟鱇の身や皮、肝などが入っていて、食感も味も楽しいですよ。
いきなりお通しでやられた感じ。

メニューを見ながらどれを食べようかと、みんなで悩みますが、結局「たらの白子の天ぷら」(800円)と他は「おまかせで」ということで。
悩んで決まらないものですから。。。(汗)

蕎麦

まずは合鴨ロース赤ワイン煮です。
柔らかくて鴨の旨味が詰まっていて美味しい。
メニューには「合鴨塩焼」(1260円)なんてのもありましたから、こちらも食べてみたくなりますね。

蕎麦

あん肝の燻製とホタルイカの燻製。
燻製独特の香りは、運ばれて来た時から周りに漂っていて、この香りだけでお酒が進みそう。

蕎麦

ちびりちびりとやりますが、香りが良くてね。
特にホタルイカはやばいなぁ。

蕎麦

鹿児島産の「筍の刺身」
筍の甘味と最後にちょっとだけ渋み。
この渋みが堪らない。

今年は雪が多いけど、春が近づいているんだなとしみじみ。

蕎麦

この葱は美人葱だそうですが、甘味があって美味しい。
パラリとかかった鰹節が、また香りを広げてくれます。

蕎麦

そしてついに登場!
「あさだ」さん自家製のからすみ。

ここでみんな堪らずに日本酒です。

蕎麦

お酒は時に入れ替わるものと、定番ものがあるようです。
まずは私のリクエストで栃木の「鳳凰美田 純米吟醸」(1合900円)から。
「鳳凰美田」は大好きなんですよ。

蕎麦

あさだ味噌杉板焼き。
実は焼き味噌があまり好きでない私。
でもここの焼き味噌は美味い!

蕎麦

ここでご主人がスペシャルな蕎麦を出してくださいました。
雲丹蕎麦です!

蕎麦

雲丹と和えた蕎麦の上に、さらに雲丹がのっています。
濃厚な雲丹が日本酒によく合う。
ちょっとずつつまみながらお酒をグビリ。

お酒はいつの間にか「磯自慢」→「田酒」と呑み継いでます。

蕎麦

余りの肴にすっかり忘れていましたが、釧路産の「たらの白子天ぷら」。
噛んだら中から白子がとろ~りと流れだし、あっという間に口の中から消えてしまった。
これは美味い!
もう一口欲しい。。。

みんなが話しに盛り上がる中、話を聞きつつも肴の美味しさに、ついつい引き込まれてしまいます。
あっという間に時間がたって、締めの蕎麦になりましたよ。

蕎麦

お店に入った時から目をつけていました。
「若竹そば」(1050円)。

鹿児島の早堀りの筍です。

蕎麦

かけ汁とともに若竹の香りが鼻腔をくすぐります。
「若竹って、なんでワカメとよく合うんだろう」などと思いつつ、蕎麦を手繰ります。

老舗のお店は機械打ちの所が多いようですが、「あさだ」さんは手打ちなんですね。
いつもなら「せいろそば」(680円)を食べるところですが、「若竹」に釣られてしまいましたね。

しかしこのお蕎麦、お酒とも合うなぁ。
「若竹そば」を肴にもう少し呑んでも・・・もう締めでしたね。

蕎麦

出された時は一瞬フルーチェかと思いましたが(笑)、「加賀鳶」大吟醸の酒粕を使ったシャーベットです。

ほのかに甘酒のような香りがして、金柑の粒が入っていてさっぱりとした口当たり。
イチゴのコンポートは和三盆で煮込んであるそうですよ。

手の込んだ肴に美味しお酒、同じ楽しみを持つ方達のお話と、とっても楽しい時間でした。
「あさだ」さんの近くへは時々来るので、また今度一人でも寄ってみようかと思いつつお店をあとにしました。
今日ご一緒いただいた皆さんと次回の約束をしつつ。。。

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