蕎麦 いち

店内を見て回りたくなるお店というのも珍しい。
蕎麦も美味しかったですが、揚げ茄子や野菜が美味しかったです。

お店は北杜市中心部から清里の方へ向かった郊外にあります。
中央道長坂I.C.が最寄のインターチェンジになります。
国道141号には小さな看板が出ていますので迷わずお店に着けました。

駐車場がわかりにくいのですが、お店正面の未舗装の狭い道を奥に入っていくと広い駐車スペースがあります。
入り口の木に気をつけてくださいね。（私はぶつけそうでした^_^;）

駐車場から一旦敷地の外に出てみました。
これがお店入り口の看板です。
4名以上の団体はお断りだそうです。

古くて立派な建物です。
築130年以上、明治の頃に病院として建てられた擬洋風建築の建物で、移築したのではなく元々ここにあったもの修繕して使用しているのだそうです。

入口には順番を書く記帳台があるので、土日などはかなり混むのでしょう。

入口で上を見上げると”明治病院”の額がかかってます。
歴史を感じますねぇ。

先客が店内をあちこち見学してましたが、その気持ちがよくわかります。
私も覗いて廻りました（笑）

メニューは2種類だけ。

「あげなすのおろしそば」（1570円）
「あげ野菜のとろろそば」（1570円）

季節によっては若干変わるようです。

私は「あげなすのおろしそば」をお願いしました。

店内をキョロキョロしたり、窓の外に見える南アルプスの山々を見ているとお蕎麦の登場です。

なんと野菜の盛りのよいことでしょう！

蕎麦は細くてコシが良く、ほのかに蕎麦のただよいます。
そのまま汁を付けずに食べても美味しいお蕎麦ですよ。

しかし汁の方がすごい！

揚げ茄子もたっぷりありましたが、その他の揚げ野菜などもたっぷりです。
蕎麦をつけるスペースが無い。

揚げた大根や玉葱、ジャガイモ、人参、牛蒡、南瓜、それから白菜、ほうれん草、ブロッコリー・・・。
覚えてるだけでこれぐらいの種類があったと思います。

たっぷりの野菜の下には、たっぷりの鬼おろし。

汁は野菜をつけて食べるのにいいような味付けになってるので、鬼おろしと共に汁を絡めて美味しく食べられました。

甘味のある汁は蕎麦と絡めても美味しかったですよ。

蕎麦湯も濃厚です。
鬼おろしの浮かんだ汁を飲みつつ、蕎麦湯をいただきました。

古～い建物が好きな私には、建物で楽しめて、味で楽しんで。。。
大満足でお店を後にしました。

山梨観光の際に是非どうぞ！